「600回から800回盗撮した」”東海の撮り師”逮捕 盗撮愛好家同士で盗撮動画を共有か 商業施設のエスカレーターで女性を盗撮 自宅で加工しネット上に保存か

「600回から800回盗撮した」商業施設のエスカレーターで女性を盗撮したとして男が逮捕されました。男は捜査員らの間で”東海の撮り師”と呼ばれていました。盗撮愛好家同士で盗撮動画を共有していたとみられます。

　撮影処罰法違反の疑いで逮捕されたのは、三重県津市の飲食店従業員・今村諭太容疑者（34）です。警察によりますと、今村容疑者は去年4月下旬、三重県四日市の商業施設の上りエスカレーターで女性のスカート内を盗撮し、自宅で盗撮データを加工したうえで、関係者に送るためにインターネットの大容量のファイル送信サービスに保存した疑いなどがもたれています。

　警察が、去年7月に逮捕された別の盗撮愛好家の男のハードディスクを解析したところ、今村容疑者が盗撮したとみられる動画を発見。ハードディスク内は盗撮愛好家のペンネームとみられる名前ごとにフォルダ分けされていて、今村容疑者のフォルダには、100以上の盗撮したとみられる動画が保存されていたということです。

今村容疑者は愛知県を拠点に活動していて、捜査員の間で”東海の撮り師”と呼ばれていたということです。

　今村容疑者らはメールで「電車内でバレない盗撮のやり方」などを共有していたということです。今村容疑者は逮捕前の警察の任意の調べに対し「5～6年前から盗撮を始めて600～800回くらいやった」と話していて、逮捕後も容疑を認めているということです。