約１７０ｋｇの“鏡餅”を抱えて歩く『大鏡餅運び競争』 約１０３ｍ運んだ消防士が８連覇 淡路島・薬王寺

　兵庫県の淡路島にある寺では１月１２日、重さ約１７０ｋｇの巨大な鏡餅を抱えて歩く、恒例の「大鏡餅運び競争」が行われました。

　台座も含めて１７０ｋｇ近くある鏡餅を必死に運びます。南あわじ市の薬王寺で毎年１月１２日に行われている「大鏡餅運び競争」。境内に設けられた直線３０ｍのコースを行き来し、鏡餅を運べた距離を競います。

　見物人からの声援を受けて挑戦しますが、あまりの重さに耐えきれず、投げ出して転んでしまう人も。

　優勝は南あわじ市の消防士・向江弘行さん（３７）で、約１０３ｍ運び、８連覇を達成しました。

　（優勝　向江弘行さん）「１２０ｍを超えたいと思いましたが、あそこが限界でした」

　向江さんには賞金や餅などがプレゼントされました。