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肉や魚を一切使用しないフレンチ!外国人観光客の増加を見据え『ヴィーガン』向けコース料理を考案 大阪「リーガロイヤルホテル」

MBSニュース / 2025年1月16日 18時0分

肉や魚を一切使用しないフレンチ!外国人観光客の増加を見据え『ヴィーガン』向けコース料理を考案 大阪「リーガロイヤルホテル」

 大阪のホテルでは、外国人観光客の増加を見据え、ヴィーガンに対応した料理が登場しました。

 MBS前田春香アナウンサーがやってきたのは、大阪の老舗「リーガロイヤルホテル」。創業90年で初めてとなる新しいコース料理を考案しました。

 (前田アナ)「こちら華やかなフレンチのコース料理。フレンチでは珍しいヴィーガン対応なんです」

 「ヴィーガン」とは、肉や魚、卵など動物由来の食べ物を口にしない人たちのことで、そうした人を対象としたコース料理です。

 (リーガロイヤルホテル「THERAY」 倉員直樹シェフ)「万博がもうすぐある。健康志向でヴィーガン、ベジタリアンの人がどんどん増えてきているので」

 去年1年間に日本を訪れた外国人旅行者の数は、約3687万人と過去最多を記録。4月からは大阪・関西万博が半年にわたり開催されることもあり世界に約2億人、人口の3%ほどを占めるとされるヴィーガンの受け入れを進める取り組みのひとつだといいます。

 見た目は、一般的なフレンチのコースと変わりませんが、肝心のお味はどうなんでしょうか。

 (前田アナ)「トリュフと焼きのりの香ばしい香りが広がります。とてもおいしい。このトッピングされている折り鶴も食べることができるんです。塩味が感じられておいしいです」

 折り鶴は、野菜や海藻などの端材をペーパー状にし味を付けたものなんだそうです。そしてメインのポルチーニ茸のパイ包み焼き。

 (前田アナ)「ポルチーニ茸のいい香りがすごい。パイ生地も動物性のバターを使っていないはずなんですが、とてもサクサクしていますね。味もしっかりしていて満足感があります。これはヴィーガンと言われないと全くわからないですね」

 使える素材が限られるためコースの開発にあたっては苦労もあったようで…

 (倉員直樹シェフ)「お肉や貝類のうまみが普通の料理では主流になってくるのですが、昆布やキノコのうまみを使ったり。日本の古来からの食材のうまみで代用しました」

 コース料金は8品で1人1万3915円~(税・サービス料込み)。まだヴィーガン対応の料理を提供する店が少ない中受け皿になれればとしています。

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