“スプリンクラーの水”に気づいた孫は無事 ２７階建てタワマンで火事…７０代夫婦が死亡 大阪・天王寺区

　１月１８日早朝、大阪市天王寺区のタワーマンションで火事があり、住人の７０代の夫婦が死亡しました。

　１８日午前５時すぎ、天王寺区清水谷町にあるタワーマンションで「火事です。火災報知器が鳴っています」と住人から消防に通報がありました。火事があったのは２７階建てのマンションの１３階の一室で、部屋の一部が燃え火は約２時間半後に消し止められました。

　この火事で、住人の八田雅博さん（７６）が脱衣所から、妻の都子さん（７３）が浴室から、いずれも心肺停止の状態で見つかり、搬送された病院で死亡が確認されました。

　（マンションの住人）「外から炎とかは見えていなかったので、すぐに鎮火したようでした。スプリンクラーが作動して一帯が水浸しになっていた」

　別の部屋で寝ていた孫で１０歳の男の子は、スプリンクラーの水に気づき逃げたため無事でした。

　警察によりますと、洗面所の洗濯機の周辺が激しく燃えていたということで出火原因を調べています。