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【京都】DF福田心之助を支えた父の言葉「ひるむな前へ」 “里帰り”でルーツを深掘り「プロになるというのが僕なりの使命」【KICK OFF! KANSAI】

MBSニュース / 2025年1月19日 16時40分

【京都】DF福田心之助を支えた父の言葉「ひるむな前へ」 “里帰り”でルーツを深掘り「プロになるというのが僕なりの使命」【KICK OFF! KANSAI】

 北海道浦河町に帰省した京都サンガF.C.のDF福田心之助選手の実家に訪問!2人暮らしで献身的なサポートを行ってくれた父が、ユースからトップ昇格を果たせなかった時の心情を明かした。そして、新シーズンでプロ3年目となる福田選手はさらなる飛躍を誓った。


▼挫折と後悔…ユース昇格もトップに上がれず「申し訳ない」

 関西のサッカー情報を中心に扱うMBSのJリーグ応援番組『KICK OFF! KANSAI』。1月12日の放送では、京都サンガF.C.のDF福田心之助選手の“里帰り”に密着した。

 J1トップの「スプリント742回」を記録するなど豊富な運動量が持ち味の、京都のキーマン・福田選手。人口1万人の北海道浦河町出身で、「学校帰りでも馬が普通にいた。友達の家が牧場だった」とサラブレッドの産地ならではのエピソードを披露した。さらに、サッカーを始めた5歳からボールを蹴り続けてきた公園も訪れ、当時行っていた“1人練習”のメニューも明かした。

 実家では両親と弟・妹が出迎え、ズラリと並ぶ当時履いていたスパイクを紹介。北海道コンサドーレ札幌・ジュニアユースに所属していた中学時代は、約170km離れた札幌で父・利之さんと2人暮らしで、調理師免許を持つ父が食生活をサポートしてくれたおかげで「チームで行う体の栄養素を測る数値でも、みんなBだったけど僕はA判定だった」と言う。

 家族の協力もあり、ユース昇格を果たすもトップへは上がれなかった福田選手。「家族を背負って(札幌へ)出ている以上、プロになるというのが僕なりの使命だった。その時に果たせなかったのは挫折というか後悔で、悔しかった」と当時を振り返った。

 父・利之さんは「心之助は覚えていないかもしれないけど、涙声で『申し訳ない』と。自分たちもショックだったけど、心之助からの気持ちを聞いた瞬間に自分たちは吹っ切れて『ひるむな前へ』と言い続けた」と、福田家の家訓を提示した。その後、明治大学サッカー部へ進学し、4年生でリーグ戦MVPを獲得。プロへの道を進むこととなった。

 新シーズンはプロ3年目。「今年、タイトルやJリーグで上位に食い込んでいくには、ついていくだけじゃダメだと思う。自分がキャプテンをやるぐらいの勢いでやらないと自分のためにもならないし、チームのためにもならない。海のように力強くやらなきゃ」と、決意を新たにした。


 (MBS「KICK OFF! KANSAI」日曜深夜1:17-1:47放送 2025年1月12日(日)放送より)

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