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約600時間1328回の排尿を観察…チンパンジーが“つられション”することを京都大学の研究チームが発表 世界初の研究結果

MBSニュース / 2025年1月21日 18時0分

約600時間1328回の排尿を観察…チンパンジーが“つられション”することを京都大学の研究チームが発表 世界初の研究結果

 チンパンジーも「仲間につられて排尿する」。世界初の研究結果です。

 排尿を始める1頭のチンパンジー。するとその直後、左側のもう1頭がつられるように排尿しました。京都大学の研究チームがチンパンジー20頭を対象に約600時間、1328回の排尿を観察した結果、“あること”がわかりました。

 研究チームによりますと、小便をした個体の近くにいる個体ほど、続けて小便をする、いわゆる「つられション」の確率が高いとわかったほか、集団の中で社会的地位の低いチンパンジーほど「つられション」の傾向が高いこともわかったということです。一方で、「つられション」をするのに仲の良さは関係なかったこともわかりました。

 (京都大学・人と社会の未来研究院 山本真也教授)「排尿はいろいろな動物でみられるものですので、いろいろな比較研究が可能。それを通してそれぞれの動物、あるいはヒトの社会性の進化を考えるうえで非常に面白い観点になるかなと思っています」

 こうした研究結果が発表されるのは、世界で初めてだということです。

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