大学ラグビーの戦士たちが続々とリーグＯＮＥへ！帝京大・青木主将はヴェルブリッツに 天理大・筒口主将は明治大・福田大晟選手らともに静岡ブルーレヴズへ

　大学選手権終了の翌日、早稲田大学・佐藤健次主将の『埼玉パナソニックワイルドナイツ』への入団が発表されたラグビーリーグＯＮＥ。先週末から１月２１日にかけても大学在学中にリーグ戦に出場可能なアーリーエントリーの選手として、大学ラグビーで活躍した選手たちのリーグＯＮＥ入りが続々と発表されました。

　１月１７日（金）、帝京大学を大学選手権４連覇に導いた青木恵斗主将の新加入を発表したのが『トヨタヴェルブリッツ』。同じ帝京大の優勝メンバー、小村真也選手と平井半次郎選手、帝京トリオのアーリーエントリーとしての新加入を公表しました。

　ヴェルブリッツへの加入が決まった青木選手は「トヨタヴェルブリッツの一員としてラグビーができることをとても嬉しく思います。チームに貢献できるよう精一杯頑張ります」とコメントしています。

　トヨタヴェルブリッツは１月２０日（月）、元オーストラリア代表で長年ワラビーズのキャプテンを務めたマイケル・フーパー選手の再加入も発表。中断明けのチームの起爆剤としては勿論、有望な若手選手の育成への貢献にも期待を寄せています。

　同じく２０日、アーリーエントリーでの新加入選手を発表したのが『浦安Ｄ－Ｒｏｃｋｓ』。帝京大学の優勝スコッドの一人、梅田海星選手やＵ２０日本代表にも選出された大東文化大の佐々木柚樹選手、そして法政大学で主将を務めた金侑悟選手ら５人の新戦力が加わりました。

　そのほか、２１日（火）には、昨シーズンまでの上位チームに勝利するなど好調をキープしている『静岡ブルーレヴズ』と２シーズンぶりのタイトル奪還をねらう『クボタスピアーズ船橋・東京ベイ』が新加入選手を発表。ブルーレヴズには、天理大学の司令塔・筒口允之主将や、明治大学でＦＷリーダーを務めた福田大晟選手ら５人の選手が加入。クボタスピアーズには、東海大学の共同主将の一人、近藤翔耶選手、イングランドのダラム大学からハリー・ウィラード選手ら４人の新戦力が加わりました。

　続々と、大学在学中の新加入選手が発表されているラグビーリーグＯＮＥ。この中から、どの選手がいち早く世界の舞台を経験した選手達がしのぎを削るリーグＯＮＥ公式戦の舞台に立つのか。この後の戦いに注目です。


▼リーグＯＮＥへの新加入が発表された選手（１月１７日～１月２１日発表分）
（氏名・在籍校・ポジション）

【トヨタヴェルブリッツ】　　
青木恵斗（帝京大学）ＦＬ／ＬＯ
小村真也（帝京大学）ＳＯ／ＦＢ
平井半次郎（帝京大学）ＰＲ

【浦安Ｄ－Ｒｏｃｋｓ】
梅田海星（帝京大学）ＰＲ
佐々木柚樹（大東文化大学）ＬＯ／ＦＬ
金侑悟（法政大学）ＳＯ／ＣＴＢ
松本壮馬（関西学院大学）ＣＴＢ
大畑亮太（筑波大学）ＷＴＢ

【静岡ブルーレヴズ】
稲場巧（近畿大学）ＰＲ
福田大晟（明治大学）ＦＬ
細矢聖樹（早稲田大学）ＳＨ
筒口允之（天理大学）ＳＯ
五島源（帝京大学）ＣＴＢ／ＷＴＢ

【クボタスピアーズ船橋・東京ベイ】（アーリーエントリー選手は未発表）
浅井勇暉（慶應義塾大学）ＬＯ
上ノ坊悠馬（天理大学）ＦＬ
近藤翔耶（東海大学）ＣＴＢ
ハリー・ウィラード（ダラム大学）ＬＯ／ＦＬ