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イチロー氏は『いまも現役時代と同じトレーニング』 約30年取材するライターに聞く“イチロー氏の今の夢”とは?「51歳でもう一度140km/h投げたいと本気で…」【日米球界で殿堂入り】

MBSニュース / 2025年1月22日 18時0分

イチロー氏は『いまも現役時代と同じトレーニング』 約30年取材するライターに聞く“イチロー氏の今の夢”とは?「51歳でもう一度140km/h投げたいと本気で…」【日米球界で殿堂入り】

 先週、日本球界での野球殿堂入りを果たしたイチローさん。1月22日、メジャーリーグでも殿堂入りし、日本人としては初の快挙となりました。

 現在アメリカ・シアトル郊外で暮らすイチローさん。約30年にわたり日本とアメリカでイチローさんを取材しているスポーツライターの石田雄太さんに21日、話を聞きました。

 (石田雄太さん)「実はイチロー選手、きょうも普通に球場で練習してまして、現役を引退して殿堂に入ろうという選手が、その前日に普通に練習しているっていうところに改めて驚かされた」

 引退から5年たったいまも現役時代と変わらないトレーニングを続けているといいます。その自宅は…

 (石田雄太さん)「シアトル郊外にある湖のほとりに建っている家なんですけども、イタリアンテイストのおしゃれな家で、リビング一面にマシンがずらっと置かれているので。暖炉がついている立派なリビングなのに、トレーニングマシンが10台以上置いてあるんですよ。本当に暇さえあればトレーニングマシンに乗りたいという感じでだったので、まあ野球小僧ですよね、いまでも」

 去年、MBSはイチローさんを密着取材。朝、自宅を訪ねると、マシンを使ってトレーニング中でした。

 (イチローさん)「(Q日課ですか?)まあそうだね。これなしの生活は考えられないです。歯を磨いて顔洗ってユンケル飲んでマシン。そういう感じ、流れはそうだね」

 引退から5年、加齢による衰えも踏まえ、現役時代よりハードなトレーニングメニューをこなしているといいます。

 (イチローさん)「人間っていずれできなくなるので、無理できるときにしか無理できないんですよ。だからできるだけ無理したいなってずっと思っている」

 自宅でのトレーニングを終え午後1時、イチローさんが向かったのは球場です。「マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター」として出勤。グラウンドでランニングをし、現役選手の練習が始まると球拾いやキャッチボールの相手などをこなします。

 球場にはいまもイチローさん目当てのファンの姿がありました。さらに現役選手がいないときには練習場でバッティング練習。

 時には、キャッチャーの練習も。過去に一度ブルペンでのキャッチャーを頼まれたことがあり、備えを万全にしているといいます。

 (イチローさん)「(Qめったに起こらないことを練習する?)あるからね。そのときできないって言いたくない。それは絶対に嫌だ」

 一体なぜここまでトレーニングをするのでしょうか?石田さんはこう話します。

 (石田雄太さん)「いまでもメジャーからオファーがあればいつでも戻るつもりはあるという意味での、選手としての意識がまず前提にあるんですね、彼の中には。まだ野球が上手くなりたいと思って日々を過ごしている」

 「(Qイチローさんのいまの夢は?)ピッチャーとしてこの年齢(51歳)でもう一度140km/h投げたいっていうことはかなり本気で考えていると思います。(聞いたことも)あります。見ていて飽きないというか、本当に取材させてもらっていて興味深い、おもしろいところです」

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