【速報】フジテレビ出身の関西テレビ・大多亮社長「『だれかtoなかい』唐突打ち切りが彼女にどう影響あるのかすごく考えた」編成担当のフジ専務として発覚時を振り返る

２２日午後４時半から、フジテレビ系列で大阪に本社を置く「関西テレビ」の１月恒例の社長会見が行われています。

定例会見ではありますが、フジテレビの社長会見と異なり、テレビカメラの撮影が許諾されました。また、解禁時刻も設定されていません。

会見には新聞社・スポーツ紙などの記者クラブ以外にも、申請した社（例えば民放局）などの参加も認められています。

いっぽう質疑などでプライバシー情報などに言及のある可能性も想定されるとして、テレビの生中継やインターネットのライブ配信は禁止されています。

大多亮社長は去年６月、関西テレビの社長に就任しました。就任前はフジテレビの専務取締役を務めていました。編成担当していたということです。

■関西テレビも調査を行う

大多社長は質問に応じる前に、自身の発言として「この事案についてはフジテレビ在籍当時の事案です、１年半前の発生で、私が関わったのは約１年となります。基本的にこの件は、関西テレビは一切関係していない。弊社と取引していただいている方々、社員、スタッフ、多くの皆様にご心配とご迷惑をかけている」とお詫びしました。

また、「フジテレビに対しては調査を求めて参りたい、女性アナウンサーを伴った会食などの問題について、関西テレビも社内調査を行う」としました。

■発覚の経緯「わたしは把握していました」

大多社長は、「わたしは把握していました。発生して、ほどなくして報告があがっています」と話しました。

「僕までで止めておくことも考えられなくはないですが、私の判断で社長にあげた。その日のうちに（報告を）あげた記憶があります」と話しました。

そして、「とにかく女性のケアと、プライバシーを守ることを最優先しようと、限定された社員がケアにあたった」と述べました。

「そういった中で『だれかｔｏなかい』が放送されるのはどういうことなんだ、という話だけれど、（発生以降）２回改編の機会がありましたが、唐突に打ち切る手もあったと思うが、そういう動きが果たして彼女にどういう影響があるのだろうかとすごく考えていた。」

「中居氏を守ろうというのは無かった、それより彼女を守ろう、最善の手はなんなんだというのを考えていた。」「番組を漫然と続けていこうというものではなかった」と振り返りました。

■フジテレビ社員関与については「知らない」

続いて記者から、「一部報道で、食事会等においてフジテレビ社員の関与について書かれている内容があるが、関与は把握しているのか」と聞かれた大多社長は、「中居さんと女性の２人の間と聞いている」「これから調査されていくものだと思う」としました。

これについて何度か質問が出ましたが、大多社長は「私は知らない」としました。

女性社員が同席するような会合の有無については、「女性アナウンサーや女性社員が参加するような会食はあります。それ自体が悪いことはないです。」

「それが一部で報道される『性の上納』とか、そういうものとは全く性質が違うと思っている、私の中でそういうものはない」としました。