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「ゼロからスタート」佐々木朗希投手ドジャース入団 「お金より2年過ごす時間の方が僕にとって価値がある」佐々木投手が結んだマイナー契約とは

MBSニュース / 2025年1月23日 17時55分

「ゼロからスタート」佐々木朗希投手ドジャース入団 「お金より2年過ごす時間の方が僕にとって価値がある」佐々木投手が結んだマイナー契約とは

 濃紺のスーツにドジャーブルーのネクタイで入団会見に臨んだ佐々木朗希投手(23)。大勢の報道陣が見守る中、背番号11のユニフォームに袖を通しました。そして、用意した紙を見ながら丁寧に話し始めました。

 (佐々木朗希投手)「きょうこうしてドジャースのユニフォームに袖を通してみて改めて自分はゼロからスタートするんだと身が引き締まる思いです。ここに来ると決めた以上、自分が出した結論がベストだと信じて、自分が定めた目標を信じて、自分の可能性を信じてくれる人たちにために前に進んでいきたいと思います」

 2019年、4球団が競合する中、ドラフト1位で千葉ロッテマリーンズに入団した佐々木投手。

 (佐々木朗希投手 当時18)「強い気持ちを持っていろいろな思いを背負って野球をプレーしていろいろな方に恩返しできるように、いろいろな思いを背負い、野球を通して恩返しをしたい」

 「いろいろな思いを背負い、野球を通して恩返しをしたい」というのも東日本大震災で父と祖父母を津波で亡くしている佐々木投手。東北に対し強い思いがあり、「地元で甲子園を目指したい」と、地元の公立高校に進学します。

 その活躍は目覚ましく、150kmを超える速球。「令和の怪物」と称され、大きな注目を集めました。千葉ロッテ入団の翌年、プロ初勝利を挙げると3年目には「令和の怪物」の名をより確かなものに。史上16人目となる完全試合を達成。20歳5か月での達成は日本プロ野球史上最年少記録となりました。

 アメリカメディアによると、佐々木投手の契約金は650万ドル、日本円で約10億1400万円で合意したとされています。

 (佐々木朗希投手)「あと2年待てばという声も多く聞きますけど、(25歳までの)2年がどういった状態で投げられるかは保証がないですし。そういったお金よりも、2年間過ごす時間の方が僕にとって価値のあるものだと判断しました。まずはマイナー契約からのスタートなので、厳しい競争を勝ち上がってメジャー契約を勝ち取れるようにまずはそこからかなと思います」

 佐々木投手が結んだ「マイナー契約」とはどんなものなのか?メジャーリーグの契約に詳しい専門家は…

 (MLBに詳しい 名城大・鈴村裕輔准教授)「佐々木朗希選手の場合は、25歳未満でどれほど優秀な選手であってもマイナー契約以外は認めないという制度になっているんですね。給与面でも低い対応になってくるのがマイナー契約です」

 海を渡った「令和の怪物」。その活躍に期待です。

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