斎藤知事への『厳重処分』を求める…刑事告発した弁護士ら 神戸地検と兵庫県警に書面送付

　兵庫県知事選をめぐり斎藤元彦知事らを刑事告発した弁護士らが、知事への厳重処分を求めました。

　斎藤知事をめぐっては、知事選における広報活動の企画・立案で県内のＰＲ会社に７０万円あまりの報酬を支払ったとして、弁護士らが公職選挙法違反の疑いで刑事告発しました。斎藤知事はＳＮＳ運用は社長個人がボランティアで行ったもので違法性の認識はないと主張しています。

　告発した弁護士らは１月２４日、知事の厳重処分を求める書面を神戸地検と兵庫県警に送付したと発表しました。

　（郷原信郎弁護士）「公職選挙法について、ルールは当然熟知した上で選挙に臨んだはずですから」

　ＰＲ会社社長に対しては、違法性の認識が希薄だった可能性があるとして、寛大な処分を求めるとしています。