ＳＮＳで知り合った“外国に住む女”から投資を持ちかけられた５０代男性…計約１０００万円の詐欺被害 出金するために『入金』を指示され応じてしまう 滋賀県

　滋賀県野洲市に住む５３歳の男性が、ＳＮＳを通じ、投資名目で約１０００万円をだまし取られました。警察が詐欺事件で捜査しています。

　警察によりますと、去年１１月１１日、男性はＳＮＳを通じて“外国に住む女”をかたる人物と知り合い、「利益が出る」などと暗号資産『イーサリアム』による投資を持ちかけられたということです。男性が暗号資産を購入し入金すると、サイト内に利益が出たため、出金しようとしました。すると「本人確認費用として総資産の１０％以上を支払うように」と指示があり、その支払いに応じた後もさらなる請求があったため、不審に思った男性が警察署に相談し、被害が発覚しました。

　男性は１２月２６日までの間に計１０回にわたり入金し、計約１０００万円をだまし取られたということです。

　警察は、ＳＮＳで投資を持ちかけ暗号資産の送金を指示するものやサイト上での利益は詐欺とみて警察に相談するよう呼びかけています。