斎藤知事の“パワハラ疑惑”など調査する百条委 報告書の「素案」を提示 ２月議会に報告書提出へ

　兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ疑惑などを調査する百条委員会で、１月２７日、調査報告書の「素案」が示されました。２月議会に報告書を提出する方針です。

　百条委員会の冒頭、１月１８日に死亡した百条委の委員だった竹内英明元県議に黙とうがささげられました。

　去年３月、元県民局長（当時６０）が斎藤知事をパワハラなどの疑惑で告発し、百条委が調査を続けてきました。元県民局長の告発文書には、パワハラの具体例として、「知事が業務時間外にチャットで指示を出していた」ことなどがあげられていました。

　２７日の委員会では調査報告書の「素案」が示され、今後、非公開の場で協議を重ね、２月１８日に始まる２月議会に報告書を提出する方針です。