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京アニ放火殺人事件 青葉被告の控訴取り下げに遺族「どういう気持ちで取り下げたのか一番知りたい」

MBSニュース / 2025年1月28日 20時30分

京アニ放火殺人事件 青葉被告の控訴取り下げに遺族「どういう気持ちで取り下げたのか一番知りたい」

 2019年7月に、36人が殺害された京都アニメーション放火殺人事件をめぐり、殺人などの罪に問われ1審で死刑判決が言い渡された青葉真司被告が、1月27日に控訴を取り下げました。事件で亡くなった遺族の1人はMBSの取材に対して、「どういう気持ちで取り下げたのかが一番知りたい」などと話しました。

 1審の京都地裁判決(2024年1月)によりますと、青葉真司被告(46)は2019年7月、京都アニメーション第1スタジオに放火して、36人を殺害し32人に重軽傷を負わせました。京都地裁は、青葉被告の刑事責任能力を認定したうえで、「一瞬にして地獄と化したスタジオで、非業の死を遂げた被害者らの恐怖や苦痛は計り知れず、筆舌に尽くしがたい」などとして死刑を言い渡しました。
 
この判決を不服として、青葉被告本人と弁護人のいずれが判決を不服として控訴していました。

大阪高裁によりますと、1月27日に青葉被告本人が控訴を取り下げたということです。これにより、刑事事件の審理は終局したことになり、死刑判決が確定する見込みとなりました。

▼遺族「どういう気持ちで取り下げたのか一番知りたい」

 「らき☆すた」などの人気作品で監督を務めていた武本康弘さん(当時47)の父・保夫さんはMBSの取材に対して、控訴取り下げを受けて次のように話しました。

 (武本康弘さんの父・保夫さん)
 「テレビで見ました。(青葉被告が)どういう気持ちで取り下げたのか、そこが一番知りたい」

 ただ、「被告の控訴取り下げ書の効力を争う」として、弁護人が大阪高裁に申し入れる可能性は残されています。現時点でその旨の申し入れはないということです。

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