【サッカー】ロス五輪への第一歩 Ｕ２０アジアカップに挑む日本代表のメンバー２３名が決定！関西からはガンバ荒木琉偉選手・セレッソ高橋仁胡選手・サンガ喜多壱也選手が選出

　１月２８日、ＪＦＡ（日本サッカー協会）は２月１４日（金）から中国の深センで行われる「ＡＦＣＵ２０アジアカップ中国２０２５」大会を前に、２月１日から行う強化合宿に参加するＵ２０日本代表２３人及びトレーニングメンバー２人を発表しました。

　今大会は、２０２８年に行われるロサンゼルス五輪でＵ２３世代となる選手たちにとっては世界への扉を開く第一歩となる大会。この世代で世界との戦いを経験するためにもベスト４以上に与えられるＵ２０ワールドカップの出場権獲得に向けて負けられない戦いとなります。

　注目のメンバーには、日章学園から直接にイングランドのプレミアリーグ・サザンプトンへの加入が内定している高岡伶颯選手をはじめ、一つ下の２００６年以降に生まれた世代からも、おととしのＵ１７ワールドカップ大会を経験したメンバー７人を含む１０人の選手を選出。

　関西からはガンバユースから昇格を果たしてガンバ大阪入りした身長１９４ｃｍの期待の大型ＧＫ荒木琉偉選手、スペイン出身のセレッソ大阪のＤＦ高橋仁胡選手、京都サンガで昨シーズンはカップ戦と天皇杯に出場した喜多壱也選手が選ばれました。

　厳しい戦いが予想される試合を前に喜多選手は「簡単な試合は、１試合もないと思いますが、自分の力を出し切り必ず優勝します」とコメント。チームを率いる船越優蔵監督も、「初戦から厳しい戦いになると思いますが、これまで積み上げてきた経験を生かし、チームが一つになってＦＩＦＡ Ｕ-２０ワールドカップ」の出場権を獲得できるように戦いたいともいます」と語りました。

　大会は２月１４日（金）に開幕。タイ、シリア、韓国とのグループリーグを戦い抜いて、グループリーグで２位以内に入れば決勝トーナメントに進出。

　２月２３日（日）に行われる準々決勝を勝ち抜けば、準決勝進出ともにＵ２０ワールドカップの出場権獲得となります。

　果たして日本サッカーの次世代を背負う選手たちがアジア各国の厳しい包囲網の中、どんな戦いをみせてくれるのか、この後の奮闘に注目です。

■「ＡＦＣＵ２０アジアカップ中国２０２５」Ｕ２０代表及びトレーニングメンバー

ＧＫ　中村圭佑 （東京ヴェルディ）
　　　後藤亘　（ＦＣ東京）
　　　荒木琉偉　（ガンバ大阪）

ＤＦ　桑原陸人（明治大）
　　　塩川桜道（流通経済大）
　　　市原吏音 (ＲＢ大宮アルディージャ）
　　　高橋仁胡（セレッソ大阪）
　　　梅木怜（ＦＣ今治）
　　　喜多壱也（京都サンガＦ.Ｃ.）
　　　土屋櫂大（川崎フロンターレ）
　　　布施克真（日本大学藤沢高）

ＭＦ　大関友翔（川崎フロンターレ）
　　　小倉幸成（法政大）
　　　齋藤俊輔（水戸ホーリーホック）
　　　中川育（流通経済大）
　　　石井久継（湘南ベルマーレ）
　　　中島洋太朗（サンフレッチェ広島）
　　　佐藤龍之介（ファジアーノ岡山）
　　　ニック シュミット（ＦＣザンクトパウリＵ１９（ドイツ））

ＦＷ　神田秦真（川崎フロンターレ）
　　　道脇豊（ＳＫベフェレン（ベルギー））
　　　井上愛簾（サンフレッチェ広島）
　　　高岡怜颯（日章学園高）

トレーニングパートナー（２月１日～７日トレーニングのみ参加）
　　　佐々木将英（ＦＣ東京Ｕ―１８）
　　　仲山獅恩（東京ヴェルディユース）

■試合日程　（グループステージ）　　時間は現地時間

２月１４日（金）　Ｕ２０日本代表　対　Ｕ２０タイ代表（１７時１５分ＫＯ）
２月１７日（月）　Ｕ２０日本代表　対　Ｕ２０シリア代表（１５時ＫＯ）
２月２０日（木）　Ｕ２０日本代表　対　Ｕ２０韓国代表（１５時ＫＯ）