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定価よりも安く「万博チケット転売」フリマサイトで企業ロゴが入ったチケットも… 吉村知事「違法で使えないチケットなのでやめてください」

MBSニュース / 2025年1月30日 17時55分

定価よりも安く「万博チケット転売」フリマサイトで企業ロゴが入ったチケットも… 吉村知事「違法で使えないチケットなのでやめてください」

 2か月近くで開幕の大阪・関西万博。チケットの売り上げ低迷の一方で、新たな問題です。

 万博開幕まで約70日。2023年11月から販売が始まったチケットの売り上げは1月22日時点で約762万枚。目標の1400万枚の半分程度にとどまっています。こうした事態に1月、BIE=博覧会国際事務局のトップは…

 (BIE ケルケンツェス事務局長)「チケット販売を柔軟にしたり、簡素化したりする必要があるかを検討し続けるべき」

 参加国からは不安の声も上がっています。

 (オランダから)「チケットを買うプロセスが非常に複雑。多くの人が複雑ゆえに万博に行くのを諦めている。それが心配です」
 (ポルトガル万博担当)「もっとメディアにアピールして万博の露出を増やしていくべき」

 そんな中、新たな問題も浮上しています。「チケットの転売」問題です。大手フリマサイトの「メルカリ」で調べると、少なくとも50枚以上のチケットが出品されていました。

 通常、大人1枚6700円で販売されている1日券が、フリマサイトでは5000円~6000円程度と1000円近く安い値段で出品されていました。中には企業のロゴが入ったものもあり、企業や団体などが関係者に配ったものとみられます。

 博覧会協会は、家族や友人、同僚などに限って購入価格より安いことなどを条件にチケットの譲渡を認めています。

 一方で、転売は禁止していて、転売品とわかった場合はチケットを無効にするとしています。大阪府の吉村知事は…

 (大阪府 吉村洋文知事)「(転売品か)見分けるのは実際は難しいと思います。転売チケットは違法で使えないチケットなのでやめてくださいと徹底するしかない」

 チケット購入の複雑さが売り上げ低迷の一因とも言われている中、万博を前にチケット販売は今後どうなるのでしょうか。

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