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農林水産大臣「コメはある」 “流通不足”が解消されず政府は『備蓄米』活用について議論【高止まりするコメ価格】

MBSニュース / 2025年1月31日 17時45分

農林水産大臣「コメはある」 “流通不足”が解消されず政府は『備蓄米』活用について議論【高止まりするコメ価格】

 2月2日は節分。すでに大阪・梅田の百貨店では恵方巻の販売が始まっています。

 (阪神梅田本店・食品担当 木綿直さん)「小さいサイズのハーフ巻きなど約100種類用意しています」

 しかし、そんな恵方巻に襲いかかっているのが値上げの波。帝国データバンクによりますと、恵方巻きの平均価格は去年から136円値上がりし、1000円を突破。背景にあるのが海苔や具材などの原材料の高騰です。

 中でもコメにいたっては60%以上も値上がりしているといいます。猛暑の影響で収穫量が減少したことなどを受け、去年夏には店頭からコメが消える“令和の米騒動”が発生。7月下旬ごろからは新米が出回り始めましたが、今も価格は高止まりしたままです。これについて1月31日朝、江藤拓農水大臣は次のように述べています。

 (江藤拓農林水産大臣)「コメはある。2023年より18万tも多い679万tを集荷しています。コメは十分に供給されているのに市場に出てこないということであれば、どこかでスタックしていると考えざるを得ない」

 コメの収穫量は増えているにもかかわらず、スーパーなどへの流通不足は解消されていないと説明しました。そこで検討されているのが『備蓄米』の活用です。

 1月31日午後に始まった農林水産省の食糧部会。本来は不作や災害の時に放出するための国の備蓄米を、今回の流通不足解消のために利用できないか議論しています。私たちにとって身近なコメ。今後、どうなるのでしょうか?

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