「ミャンマーの状況は４年前より悪化している」クーデターからあすで４年 在日ミャンマー人らが日本政府に“民主化への支援”訴える

　ミャンマーのクーデターから２月１日で４年。状況は悪化しているとして支援を訴えました。

　１月３１日、外務省大阪分室の前で「民主主義のために闘う！」と声をあげたのは、在日ミャンマー人らです。ミャンマーでは２０２１年２月、国軍によるクーデターが発生。軍が政権を握り、現地の人権団体（ＡＡＰＰ）によりますと、これまでに６２００人以上の市民が殺害され、２万８０００人以上が拘束されたといいます。

　２月１日でクーデターから４年になるのを前に、在日ミャンマー人がクーデターへの抗議集会を開き、日本政府に民主化への支援を訴えました。

　（在日ミャンマー人　アウン・ミャッ・ウィンさん）「ミャンマーの状況は４年前と比べるとより悪化しているのが現実。日本ももっとアジアのリーダーシップをとってミャンマーの民主化を支援すべきだと思います」

　集会のあと、在日ミャンマー人らは日本が軍事政権下のミャンマーに提供している政府開発援助（ＯＤＡ）の停止などを求め、外務省の担当者に要望書を提出しました。