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京大などが開発『AIブッダ』ブータン王国が導入 仏教の経典を学習した人工知能 人生相談などにわかりやすく回答

MBSニュース / 2025年2月3日 17時40分

京大などが開発『AIブッダ』ブータン王国が導入 仏教の経典を学習した人工知能 人生相談などにわかりやすく回答

 人生相談などにのる「AIブッダ」をブータン王国が導入。京都大学などが開発しました。

 2月3日、京都大学の会見に出席したのはブータン王国の僧侶。その理由は京都大学などが共同で開発したAIツールをブータン王国が導入することになったからです。

 その名は「ブッダボットプラス」。仏教の開祖「ブッダ」と“対話できる”AIツールです。実際に記者が使ってみました。

 (記者)「『悪いとわかっていながら、お酒を飲み過ぎてしまいます』これで質問してみます」

 悩みを打ち込み、数十秒待つと、回答が表示されました。

 (記者)「『良くない物事を近づけず、飲酒を慎み、良い行いに励むことが、この上ない幸せである』と回答が得られました」

 「AIブッダ」は仏教の経典を学習していて、人生相談から社会問題まで様々な質問にわかりやすい言葉で答えてくれるということです。

 ブータン王国では国民の7割以上が仏教徒で、若者の仏教への興味が失われていくことを危惧し、導入を決めたということです。まずは国立の寺院などで試験的に導入し、精度を上げていくとしています。

 (京都大学 人と社会の未来研究院 熊谷誠慈教授)「お坊さんを通すパターンだけではなくて、人工知能を通じて仏教の教えへのアクセスがより容易になる」

 京大などは今後、経済などのデータを学習させ、仏教以外に経営アドバイスを行えるようになることなども目指し、ゆくゆくは日本国内での利用も目指したいとしています。

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