女子児童１０人に性的暴行を加えた罪 検察側「計画性も高く、被害児童の人格を無視した卑劣な犯行」と指摘し無期懲役を求刑 ２８歳男の裁判

　女子児童１０人に対する性的暴行を問われている男の裁判。検察側が無期懲役を求刑です。

　柳本智也被告（２８）は２０１６年からの６年間に女子児童計１０人（当時８～１２）に性的暴行を加えた罪に問われ、起訴内容を認めています。これまでの裁判で検察側は、柳本被告がカッターナイフを見せたり、「殺すぞ」「家族も殺されるで」などと脅迫したりして犯行に及んだと指摘していました。

　２月４日の論告で検察側は、柳本被告が長ければ犯行の１１か月前から女子児童の行動や家族の不在時間などを調べ、準備していたと指摘したうえで、「計画性も高く、被害児童の人格を無視した卑劣な犯行」と糾弾し、無期懲役を求刑しました。

　判決は２月１８日に言い渡されます。