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道路陥没から10日も救助は難航…穴の大きさは直径約40mに 専門家は「軟弱な地盤が要因の1つ」と指摘

MBSニュース / 2025年2月6日 18時10分

道路陥没から10日も救助は難航…穴の大きさは直径約40mに 専門家は「軟弱な地盤が要因の1つ」と指摘

 埼玉県八潮市の交差点で道路が突然陥没し、男性が運転するトラックが転落した事故。

 1月28日当初、直径約5mほどだった陥没は、翌日29日、別の場所が崩落。さらに30日には、その2つの穴がつながり巨大な1つの穴に。その後も、崩落は続き穴の大きさは直径約40mにまで広がっています。

 発生から10日目、いまだ男性運転手(74)の安否は分かっておらず救助活動が続いています。そんな中、埼玉県は2月5日

 (埼玉県 大野元裕知事)「下流からドローンを投入し調査したところ、堆積物に至る手前の地点でキャビン(運転席)らしきものがあることを確認いたしました」

 県は、陥没した穴に下水があふれ出ていることから、何らかの原因で下水道管が詰まっていると分析し、現場近くのマンホールから下水道管の中にドローンを入れて調査。その結果、陥没した穴から下流側に100~200mほど離れた下水道管の中で運転席部分とみられるものが見つかったということです。

 (大野元裕知事)「巻き込まれた男性は現時点では確認できておりません。引き続き調査を継続してまいります」

 これほどまで被害が拡大し、長期化した要因について専門家は現地の“地盤”が影響しているといいます。

 (だいち災害リスク研究所 横山芳春所長)「(八潮市は)泥とか砂みたいなものがゆるく堆積して地下水も多くあるような地域。軟弱な地盤ということが被害の拡大や救助、復旧に時間がかかっている1つの要因になっている」

 そしてこの八潮市のような「軟弱な地盤」は私たちのすぐ足元にも広がっているといいます。

 (横山芳春所長)「(Q日本に軟弱地盤は多くある?)かなりあります。ふだん舗装されてますので、なかなかその下を見ることができませんので気づきませんが(トラブルが)いろんな場所で起こる可能性は否定できない」

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