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『リレー捜査』で見えてきた容疑者の足跡…防犯カメラには“かつらで変装”しキャリーケースひく様子も 東大阪・切断遺棄事件

MBSニュース / 2025年2月6日 17時55分

『リレー捜査』で見えてきた容疑者の足跡…防犯カメラには“かつらで変装”しキャリーケースひく様子も 東大阪・切断遺棄事件

 山中で見つかった切断遺体。動機など事件の真相はいまだ謎に包まれています。

 事件が発覚したのは1月25日。人気のない東大阪市の山中でした。山中で見つかったのは両腕、両足などが切断された遺体の一部。空き家やその周辺に散乱していましたが、頭部は見つかりませんでした。

 犯人を見つけるために警察がとった手法は、防犯カメラをたどる「リレー捜査」。去年12月28日の夜、キャリーバッグを持った男が現場の最寄りの「近鉄額田駅」を降り、1人で山へ向かう様子が映っていたのです。警察が男の行方を追っていたところ…

 (警察への通報より)「長時間うろうろしている人がいる」

 男が見つかったのは、東大阪市の現場から約120km離れた和歌山県白浜町の景勝地「三段壁」。2月2日午後6時ごろ、不審な男を目撃した近所の人が通報し警察官が保護したのです。目撃した人は…

 (容疑者を目撃した人)「1人であっち行ったり、こっち来たり。その人が逃げようとしたのか『何で逃げるんや、ちょっと待て』みたいな(警察官の)声は聞こえてました」

 逮捕された大阪市中央区の無職・大木滉斗容疑者。去年12月28日ごろ、同じマンションに住んでいた国土交通省・航空保安大学校の会計課長・神岡孝充さん(52)の遺体を遺棄した疑いがもたれています。

 犯行の足取りも少しずつわかってきました。防犯カメラの映像を見ると、長い金髪姿でキャリーケースをひく男。かつらをかぶった大木容疑者とみられます。遺体を遺棄したとみられる日の夜、変装して遺体を運ぶ様子とみられています。

 その後、電車で移動し約15km離れた東大阪市の遺棄現場で遺体を捨てたとみられます。しかし、頭部は東大阪市の山中ではなく大阪市内の廃墟となったマンションから見つかりました。山中から移動した後、遺棄したとみられますがその理由はわかっていません。

 大木容疑者を知る人たちは…

 (大木容疑者の実家の近隣住民)「地味でおとなしい目立たない感じの子。近所の人間からしても顔を知ってるだけにショック」

 同じマンションの9階と4階に住んでいた2人の間に一体、何があったのか?警察は2人の間のトラブルは確認していないとしていて、面識があったかどうかなどもまだわかっていません。

 捜査関係者によりますと、遺体が遺棄された後の1月10日、大阪市生野区のコンビニのATMで容疑者とみられる男が神岡さんのキャッシュカードで現金50万円を引き出す様子が防犯カメラに映っていたということです。動機など事件の真相解明が急がれます。

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