背後から女性に抱きつき転倒させ、けがさせた疑いで逮捕された男性自衛官 大阪簡裁が罰金２０万円の略式命令

　大阪府内の駐車場で３０代の女性に背後から抱きついて転倒させ、頭に打撲を負わせたとして逮捕された自衛官の男性について、大阪簡易裁判所が罰金２０万円の略式命令を出しました。

罰金２０万円の略式命令を受けたのは、２５歳の自衛官の男性です。

　男性は２０２４年１月上旬、大阪府内の駐車場で、３０代の女性に背後から抱きついて転倒させ、頭に打撲を負わせたとして、不同意わいせつ致傷と建造物侵入の疑いで大阪府警に逮捕されていました。

　男性について、大阪区検は２月７日付で傷害罪で略式起訴し、同日付で大阪簡易裁判所が罰金２０万円の略式命令を出したということです。

区検は「捜査の結果、証拠の内容を評価し、起訴罪名で起訴した」としています。

一方、建造物侵入の容疑については大阪地方検察庁が同日付で不起訴処分としました。地検は「捜査の結果、諸事情を考慮し、不起訴処分とした」とコメントしています。