【神戸】「三連覇いけるぐらいの力を持っている」元日本代表・播戸竜二が期待！５３９日ぶり復活の齊藤未月がカギ【KICK OFF！ KANSAI】

　番組ゲストに元日本代表ＦＷ播戸竜二さんが登場し、「ＦＵＪＩＦＩＬＭ ＳＵＰＥＲ ＣＵＰ」を現地観戦。ヴィッセル神戸について、「三連覇いける」と太鼓判をおした。カギとなるのは、公式戦５３９日ぶりの復帰でフル出場を果たしたＭＦ齊藤未月選手。大けがを乗り越えた男のシーズンが幕を開ける。


▼「試合は負けたけど、かなりいいプレー」播戸竜二さんが復帰の齊藤選手を大絶賛

　関西のサッカー情報を中心に扱うＭＢＳのＪリーグ応援番組『ＫＩＣＫ ＯＦＦ！ ＫＡＮＳＡＩ』。Ｊリーグ開幕前のゲストとして、元日本代表ＦＷ播戸竜二さんが出演した。

　２月８日に行われたＪリーグの開幕を告げる「ＦＵＪＩＦＩＬＭ ＳＵＰＥＲ ＣＵＰ」。昨季２冠のヴィッセル神戸とＪ１リーグ２位だったサンフレッチェ広島が激突した。神戸はＦＷ大迫勇也選手やＦＷ武藤嘉紀選手らがベンチスタート。一方で、一昨年、全治約１年の重傷を負ったＭＦ齊藤未月選手が公式戦５３９日ぶりのピッチに立ち、苦しいリハビリを経て復活となった。

　試合は広島が２点を決めて、神戸は今季初の“タイトル”獲得ならず。現地で観戦した播戸さんは「齊藤未月選手が、よく戻ってきた。それで９０分よく出られたなと。やっぱり効いていましたよ。試合は負けましたけど、かなりいいプレーしていましたからね」と、フル出場を果たした背番号５を大絶賛した。

　シーズン最初の試合ということもあり、選手としては「いきなり出るのはなかなか難しい。でもこれを経験してまたチームがガーッと上がってくる」と、収穫ある一戦だったと強調した。

　神戸にとっては三連覇が懸かる今シーズン。ＭＦ山口蛍選手が移籍し、核の大迫選手、武藤選手らベテランのコンディション維持も課題となる。そのなかで播戸さんは「齊藤選手がこれだけやれるとなったら、扇原（貴宏）選手もいるし、三連覇いけるぐらいの力を持っているんじゃないかというふうに思った」と、２６歳のボランチに期待。

　王者の新シーズン。経験を生かす“融合”が楽しみだ。


　（ＭＢＳ「ＫＩＣＫ ＯＦＦ！ ＫＡＮＳＡＩ」２０２５年２月９日（日）深夜０：５０－１：２０放送分より）