北陸新幹線の延伸 “懸念を示す”京都府知事らと面会した与党の整備委員会 着工への理解を求める

　北陸新幹線の新大阪への延伸について、与党の整備委員会は地下水への影響などに懸念を示す京都府知事らと面会し、着工への理解を求めました。

　北陸新幹線の新大阪への延伸に取り組む与党の整備委員会が２月１０日、西脇隆俊京都府知事らと面会しました。延伸は来年度中の着工を目標としていましたが、京都府ら沿線自治体が地下水や財源について懸念を示し、着工の目標が遅れています。

　（京都府　西脇隆俊知事）「新幹線整備のためには住民・府民の皆さまの理解と納得、沿線の市町の協力が不可欠」　

　検討されているのは福井県小浜市を通り京都駅へ南下する「小浜ルート」で、京都新駅の場所について２つの案のいずれかが選ばれる予定です。