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死亡の元県議を「知事印象操作の黒幕」とした“文書” 立花孝志氏と岸口兵庫県議で食い違う主張 維新・吉村代表は“事実関係の調査結果を近く公表”の考え

MBSニュース / 2025年2月12日 16時45分

死亡の元県議を「知事印象操作の黒幕」とした“文書” 立花孝志氏と岸口兵庫県議で食い違う主張 維新・吉村代表は“事実関係の調査結果を近く公表”の考え

 元兵庫県議の竹内英明さん(当時50)。斎藤元彦知事に対する告発文書の内容などを調査する百条委員会のメンバーでした。しかし、去年11月の知事選直後に議員を辞職。さらに1月、死亡したことが分かりました。

 関係者によると、SNS上での誹謗中傷に悩まされていたといい、自殺とみられています。

 知事選に立候補していたNHKから国民を守る党・党首の立花孝志氏は、YouTube上で竹内さんが「デマを流している」などと発信。

 【@Reform NHKより 去年11月1日】
 (立花孝志氏)「きょう秘密の文書をもらってきました。自殺した人(元県民局長)がひとりで(告発文書を)作ったと思っている人いません?違う人物も関与していた。竹内さん、竹内県議。あ、言っちゃった」

 立花氏が入手したという「秘密の文書」。そこには、竹内さんを名指ししてこのような内容が書かれていたといいます。

 【立花氏のYouTubeより】
 「マスコミに一方的な情報のリーク」
 「元県民局長の自殺を知事の責任に見えるように印象操作。黒幕・主犯格は竹内」

 立花氏はどうやって文書を手に入れたのか。立花氏によると「片山元副知事が会いたがっている」と誘われ、知事選さなかの去年11月1日、神戸市内のホテルに向かったところ、片山元副知事ではなく“ある兵庫県議”がいて文書を手渡してきたといいます。

 2月7日、立花氏はその兵庫県議の名前を明らかにしました。

 【立花孝志氏のYouTubeより】
 (立花孝志氏)「これ(文書)を私に渡してくれたのは、兵庫県の百条委員会副委員長の岸口さんという方です」

 百条委員会の副委員長で維新の岸口実県議。これに対して2月10日、岸口県議は…

 (維新・百条委副委員長 岸口実兵庫県議)「立花さん側が誤解をしている。会ったことは事実です。『情報提供を私から』ということでしたけど、私からではありません」

 岸口県議は去年11月に立花氏と会ったことは認めましたが、文書を提供したことは否定。立花氏と主張が食い違うと問われると…

 (岸口実兵庫県議)「(当時面会したときに)民間人の方もおられますので、そこはなんとも今説明のしようがないというのが本音」

 詳細については回答を控えました。

 岸口県議が所属する維新の吉村洋文代表は10日。

 (日本維新の会 吉村洋文代表)「維新の議員の話ですから。ここはきちんと事実関係を明らかにした方がいいと思います」

 事実関係を調査して近く結果を公表する考えを示しました。

 今なお混乱が続く兵庫県政。収束する見通しは立っていません。

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