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【センバツ高校野球】きょう出場32校が決定!21世紀枠の「2」北信越「プラス1枠」獲得するのはどの高校?地震被害の輪島市にある「日本航空石川」も選出待つ

MBSニュース / 2024年1月26日 11時35分

 きょう26日、第96回選抜高校野球大会の選考委員会が実施され、いよいよ今年の出場校が決定する。出場は32校、記念大会を終えて例年どおりの選出校数となったが、21世紀枠を含む各地区の振り分けに、いくつか変更が加わった。 ここ数年の出場校の成績や、各地区の状況を考慮し、よりバランスの取れた選出校数となっている。すでに承認されている各地区の推薦校、21世紀枠候補校とともに、地区ごとの変更点を確認していこう。

【21世紀枠 3→2】選手16人の別海 県下有数の進学校 仙台一や鶴丸も候補

 21世紀枠は、これまでは東日本で1校、西日本で1校を選出したあと、3校目の代表校を残りの7校から選考を行っていたが、今回は、地域に関係なく9地区の候補校の中から2校を選出する。各地区の候補校は、下記9校。各地区の代表者による26日のプレゼンテーションが大きなカギを握る。この候補校は、21世枠で選出されなかった場合、各地区の候補校に組み込まれる。

北海道   別海 
東北    仙台一(宮城)  
関東・東京 水戸一(茨城)
東海    帝京大可児(岐阜)
北信越   富山北部(富山)
近畿    田辺(和歌山)
中国    岡山城東(岡山)
四国    大洲(愛媛)
九州    鶴丸(鹿児島)

【北海道は従来通り 東北は+1枠】

【北海道 1】
北海道は、従来どおりの1枠。秋の北海道大会で優勝した「北海高校」が最有力か。

推薦校
北海、東海大札幌、帯広大谷、(別海)

【東北 2→3】
東北地区は、これまで6県の参加校がありながら、わずか2校と厳しいゾーンだったが、今回、3校に増えて出場の機会が広がった。東北大会で決勝に進んだ「青森山田」、「八戸学院光星(青森)」の2校が有力も、3校目も含めて選考がどう進展して行くのか注目が集まる。

推薦校
青森  青森山田、八戸学院光星、弘前学院聖愛
岩手  一関学院、久慈、盛岡中央
宮城  聖和学園、古川学園、(仙台一)
秋田  金足農業、秋田修英、明桜
山形  鶴岡東、日大山形、羽黒
福島  聖光学院、光南、学法石川

白熱議論の関東・東京 東海は+1枠

【関東・東京 6】
 関東・東京は、関東地区で4校、東京地区で1校を選出した後、関東と東京で1校を選出する。関東大会でベスト4に進出した「作新学院(栃木)」、「山梨学院(山梨)」、「常総学院(茨城)」、「健大高崎(群馬)」の4校、東京大会で優勝した「関東一」は有力。最後の1校がどの学校になるのか、例年、地域も含めて時間をかけた選考が行われることが多いが、今回も白熱した議論が予想される。

推薦校
茨城  常総学院、鹿島学院。(水戸一)
栃木  作新学院、白鴎大足利、文星芸大付
群馬  健大高崎、明和県央
埼玉  花咲徳栄、昌平
千葉  中央学院、専大松戸
東京  関東一、創価、早稲田実、日大二
神奈川 桐光学園、横浜
山梨  山梨学院。帝京三

【東海 2→3】
東海地区は、2校から3校に出場校枠が増えた。過去には、東海大会の決勝に進出しながら選出校に推薦されない大会もあったが、今回は、優勝した「豊川(愛知)」、準優勝の「愛工大名電(愛知)」の2校は選ばれる可能性が高い。

推薦校
静岡  藤枝明誠、浜松開誠館、日大三島
愛知  愛工大名電、豊川、豊橋中央
岐阜  岐阜一、県岐阜商、中京、(帝京大可児)
三重  宇治山田商、鈴鹿、神村学園伊賀

「北信越に+1枠」輪島市にある日本航空石川も選出待つ

【北信越 2+1(神宮大会枠)】
北信越地区は、北信越大会王者の「星陵(石川)」が昨秋の神宮大会で優勝したことで、地区での選出枠が3校になった。星稜に加えて、北信越大会で準優勝の「敦賀気比(福井)」は有力。3校目に、今回の能登半島地震で大きな被害を受けた輪島市にある、「日本航空石川」が選出されるかどうかに焦点が集まる。

推薦校
長野 上田西、東京都市大塩尻、松商学園
新潟 日本文理、帝京長岡、関根学園
富山 高岡商、高岡第一、(富山北部)
石川 星稜、日本航空石川、小松大谷
福井 北陸、福井商、敦賀気比

【近畿 6】
強豪校ひしめく近畿地区は、6校の出場枠。近畿大会でベスト4に進出した「大阪桐蔭(大阪)」、「京都外大西(京都)」、「京都国際(京都)」、「耐久(和歌山)」は有力。残り2校をめぐって、選考するうえでどのポイントが重視されるのか、出場すれば、活躍が期待できる実力校が多いだけに、注目度は高い。

近畿の推薦校
滋賀 近江、滋賀学園、彦根総合
京都 京都外大西、京都国際、
大阪 大阪桐蔭、履正社、興国
兵庫 報徳学園、須磨翔風、社
奈良 智弁学園、奈良大付、高田商
和歌山 耐久、(田辺)

中国と四国は「狭き門」

【中国 2】
中国地区は、従来の中国・四国で5校(中国地区と四国地区がそれぞれ2校を選出した後、どちらかが3校目を選出する方式)から、2校のみの選考に限定されることになった。中国大会で優勝、全国でも屈指の実力を誇る「広陵(広島)」が最有力。もう1校は、その広陵に決勝で接戦の末敗れた門馬敬治監督率いる「創志学園(岡山)」が有力視されている。

推薦校
鳥取 米子松陰、鳥取城北、米子北
島根 浜田、矢上、大社
岡山 創志学園、岡山学芸館、総社南、(岡山城東)
広島 広陵、広島新庄、尾道
山口 高川学園、宇部鴻城、下関国際

【四国 2】
四国地区も、中国地区同様2校のみの選出となった。四国大会優勝の「高知(高知)」は、ほぼ確実。2校目は、準優勝の「阿南光(徳島)」が有力も、高知に準決勝で接戦の末敗れた「明徳義塾(高知)」との比較検討になる可能性が高い。

推薦校
香川 大手前高松、丸亀城西、高松中央
徳島 阿南光、鳴門、池田
愛媛 松山商、今治西、宇和島東、(大洲)
高知 高知、高知商、明徳義塾

選考委員会の模様「センバツLIVE!」

【九州 4】
九州地区は、従来どおりの4校。ここ数年は、九州大会のベスト4進出校が選出されているが、過去にはベスト8から逆転で選出された例もあった。果たして九州大会ベスト4の「熊本国府(熊本)」、「明豊(大分)」、「神村学園(鹿児島)」、「東海大福岡(福岡)」が選出されるのか注目が集まる。

推薦校
福岡 東海大福岡、飯塚
佐賀 有田工、唐津商、神埼
長崎 長崎日大、海星
熊本 熊本国府、九州学院
大分 明豊、大分舞鶴
宮崎 延岡学園、日南学園
鹿児島 神村学園、れいめい、(鶴丸)
沖縄 興南、沖縄尚学、宜野座

なお、選考委員会の模様は、「センバツLIVE!」でインターネット生中継される。本大会の選出を待つ各推薦校も、「センバツLIVE!」を通して、出場決定のうれしい知らせを受け取ることになっている。

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