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【Bリーグ】千葉ジェッツ・金近廉 プロ初の地元大阪試合で躍動「どんどん自信がついてきている」千葉代表として『モテ男No.1決定戦』にもエントリー

MBSニュース / 2024年2月8日 11時32分

 B.LEAGUEがバレンタインデーに向けてファン投票を企画している「モテ男No.1決定戦」。ここに千葉ジェッツ代表でエントリーしているのが金近廉選手。身長196cm、大阪出身の期待の20歳です。その金近選手を擁する千葉は、2月3日と4日、大阪エヴェッサの本拠地「おおきにアリーナ舞洲」に乗り込み、アウェーで2連勝を決めました。

 ジョン・パトリックHCが、「原修太選手が復帰して、本来うちがやりたいディフェンスを遂行できるようになった」と振り返ったように、第1戦では、試合開始からハードなディフェンスでエヴェッサの攻撃を寸断。第1Qで19点の差をつけて、そのまま押し切ると、前半は接戦となった第2戦では、第3Qに一気にディフェンスの強度を上げて、前日のリベンジに燃えるホームチームを突き放しました。

 大阪エヴェッサのマティアス・フィッシャーHCが「富樫選手の状況判断が素晴らしかった」と語ったように、日本代表キャプテンの富樫勇樹選手が、さすがはエースの活躍。絶妙のアシストで攻撃のリズムをつくると、要所要所でミラクルなショットを決めて試合をコントロール、チームを勝利に導きました。

「高校時代(関大北陽)の仲間や恩師が応援に」

 そんな中、シューターとしての役割は勿論、ディフェンス面でも存在感を示したのが、千葉ジェッツのSF(スモールフォワード)で、地元大阪出身の金近廉選手。第2戦を終えたパトリックHCが「アイラ・ブラウンの13リバウンド、(金近) 廉の3ブロックが大きかった」とコメントしたように、

 第1戦は、エヴェッサの追い上げムードが漂った場面で3Pシュートを決めて、試合の流れを引き戻す活躍。第2戦はブロック、リバウンドといった局面で高さを生かして奮闘。第3Q、第4Qには、大事な場面で相手の心をへし折る3Pシュートを決めて連勝に貢献しました。

「高校時代(関大北陽)の仲間や恩師が応援に来てくれていた。いままでたくさんの方に支えてもらって、ここまできているので、そういう人たちの前でいいプレーができてよかった」(金近廉選手)

日本代表へ意欲「どんどん自信がついてきている」昨年、直前で涙飲む

 12日から始まるアジアカップ予選の直前合宿メンバーに招集されている代表活動については、昨夏のワールドカップ直前、最後の最後でメンバーから外れる悔しさ味わっていただけに、「プレーに関しては、どんどん自信がついてきている。昨年より確実にうまくなっている。いいプレーが代表でもできると思う」と強い思いを示しました。

 大学を途中でやめて、プロの世界に飛び込んだ逸材。バレンタインデーに向けてBリーグが企画した「モテ男NO1決定戦(11日まで投票期間)」では、「君と僕の恋する放物線を描かないか?」とコメントした弱冠20歳、金近廉のこの先に注目です。
(MBSスポーツ解説委員 宮前徳弘)

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