高校ラグビー近畿大会開幕 東海大大阪仰星と報徳学園が激突!!京都工学院と京都成章 選抜大会にむけ2回戦でライバル対決へ
MBSニュース / 2024年2月18日 9時0分
高校ラグビーの近畿大会が開幕。鶴見緑地で行われた1回戦第1試合から、早くも東海大大阪仰星と報徳学園、全国屈指の強豪校同士が対戦しました。
熱戦が予想された実力校の激突、予想どおりの白熱の展開となります。
先手を取ったのは、東海大大阪仰星。前半14分、仰星らしい素早いボールのつなぎからPR山下大輔選手が先制トライ、その後も18分に1トライを加えると、19分には、SO吉田琉生選手がノーホイッスルトライを奪って17対0とリードをひろげます。
しかし、ここから報徳学園も反撃。直後のチャンスに、1年生のLO上原大尚選手力強い突破を見せてトライを奪うと、前半終了間際にも、FBタウファテビタ悦幸選手がPGを決めて17対10、1チャンス差まで追い上げて前半を終了します。
勢いを取り戻した報徳、それでも勝負の後半、先に得点したのは、またしても仰星でした。
後半3分、今度は、LO百武聖仁選手の突進からチャンスを広げると、最後はWTB齊藤泰生選手がトライ。22対10と、再びリードをひろげます。
しかし、報徳学園もあきらめません。タウファテビタ選手がキックを有効に使って、仰星陣内深くまで攻め込むと、8分には、ラインアウトから鮮やかなサインプレ―を決めて、FL山口鉄心選手がトライ。右隅からの難しいコンバージョンキックをタウファテビタ選手が決めて22対17、1チャンスで逆転可能な5点差まで迫ります。
ここからは、両チームの意地と意地のぶつかり合い。仰星が、報徳ゴールライン近くまで攻め込み突き放しにかかりますが、報徳も懸命のディフェンスで仰星のミスを誘発。得点を許しません。逆に25分過ぎからは、仰星陣内で試合を進めて、果敢な仕掛けを繰り返します。
しかし、ここは「今年のチームは、気持ちが強い子が多い。そこが上手く意思統一できれば素晴らしいチームになると思う」と湯浅大智監督が語った仰星が、さすがの集中力の高いディフェンスでしのぎます。
そして30分、攻めに出ようとした報徳の連携が乱れたところを、一気に逆襲。左へ素早く展開すると、最後は、齊藤選手が抜群のスピードでインゴールに飛び込んでトライ、熱戦に決着をつけました。
報徳も試合終了直前、意地の1トライを返したものの、反撃もそこまで、東海大大阪仰星が、29対22で接戦をものにして、大阪桐蔭の待つ2回戦進出を決めました。
京都工学院 光泉カトリックと対決 一時逆転許すも2回戦進出決める
京滋対決となった第2試合は、京都の京都工学院が、滋賀の光泉カトリック相手に、決定力の高さを見せつけました。
開始3分に先制トライを奪うも、その後は、光泉FW陣の圧力に苦しんだ京都工学院、23分には、光泉カトリックのCTB河合元輝選手にトライを許し、7対5と逆転されます。
その後もFWで圧力をかける光泉、一進一退の攻防から、京都工学院に試合の流れを引き寄せたのは、自慢のBK陣でした。
27分、光泉のパスが乱れたところをCTB木村航選手が、うまく拾い上げてそのまま40メートル以上を一人で走り切ってトライ。
これで勢いをとりもどした京都工学院、33分には、連続攻撃からNO8岸田悠汰選手がトライ、光泉カトリックを突き放します。
キャプテンの広川陽翔選手が「前半相手がブレイクダウンにかけてきていたので、後半はこちらもブレイクダウンに徹底してこだわった」と話したように、後半は、安定したボールの供給を確保すると、さらにBK陣がランニングスキルの高さを発揮します。後半だけで5つのトライを奪って52対7。持ち味十分の戦いぶりで2回戦進出を決めました。
快勝に広川主将は「次の試合の結果次第ですが、京都成章と戦えるなら、去年、(京都大会の決勝で)3点差で負けているので、昨日も練習に参加していただいた3年生のためにも、絶対にやり返したい」と力強い言葉をのこしました。
京都成章は和歌山工業に大勝
第3試合では、その京都成章が、和歌山工業を試合開始から圧倒。前半だけで9トライ、後半にも6トライを加えて96対3、大勝で2回戦進出をきめました。
京都工学院と選抜大会出場をかけての対戦に、関崎大輔監督は「次は勝ち切ることが大事、伝統のピラニアタックル、自分たちの力を出せるかどうかにかかっている」と語りました。
1回戦の結果は次の通りです。
東海大大阪仰星(大阪)29-22報徳学園(兵庫)
京都工学院(京都)52-7光泉カトリック(滋賀)
京都成章(京都)96-3和歌山工(和歌山)
御所実業(奈良)169-0八幡工(滋賀)
関西学院(兵庫)24-12関大北陽(大阪)
天理(奈良)116-0熊野(和歌山)
この結果、2回戦組み合わせは以下のとおり
(2回戦勝利チームは選抜大会への出場権を獲得)
大阪桐蔭(大阪)対東海大大阪仰星(大阪)
京都工学院(京都)対京都成章(京都)
御所実業(奈良)対関西学院(兵庫)
常翔学園(大阪)対天理(奈良)
この記事に関連するニュース
-
[プリンスリーグ関西1部]興國が無敗同士の首位攻防戦を3-0で制す…阪南大高は今季初黒星:第9節
ゲキサカ / 2024年6月30日 19時23分
-
[関西選手権]大経大と阪南大が総理大臣杯出場権獲得!京産大は半世紀ぶり決勝進出、同志社大と対戦へ:準決勝・順位決定戦
ゲキサカ / 2024年6月27日 11時56分
-
[プリンスリーグ関西1部]京都橘に5発快勝の興國が無敗継続…京都U-18&G大阪ユースは4試合ぶり白星:第8節
ゲキサカ / 2024年6月22日 22時36分
-
[プリンスリーグ関西1部]近江に競り勝った東海大仰星、連敗を3でストップ:第7節
ゲキサカ / 2024年6月16日 15時3分
-
“上手いだけじゃない”東海大相模が全国切符獲得。後半40分に追いつき、延長戦で逆転勝ち:神奈川
ゲキサカ / 2024年6月15日 19時28分
ランキング
-
1殺人事件発端は「ラーメンを食べる画像」なぜ…きょう勾留期限・旭川市女子高校生橋から転落殺人
STVニュース北海道 / 2024年7月3日 6時36分
-
2人骨、731部隊と関連か 新宿で発見、文書に示唆
共同通信 / 2024年7月3日 6時53分
-
3バイデン氏が大統領選を辞退したら何が起こるか トランプ氏に勝てる若い候補が出現する可能性も
東洋経済オンライン / 2024年7月3日 10時30分
-
4なぜ日本のメディアでは小池百合子都知事の「荒唐無稽な噓」がまかり通るか《カイロ大「1年目は落第」なのに首席卒業》
文春オンライン / 2024年7月3日 6時0分
-
5かすむ「ポスト岸田」上川外相 米兵事件巡る批判で「洋平さんと同じ道」
カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年7月2日 22時17分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)