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【2024年注目選手リスト】NTT西日本・水島滉陽 プロ選手も注目する「天才的バッティングセンス」10人きょうだいの三男、プロは親への恩返し【社会人野球 内野手】

MBSニュース / 2024年2月27日 13時47分

 初球から積極的に振って、確実にとらえていく打撃は、相手にとって脅威だ。NTT西日本で入社2年目を迎える水島滉陽内野手(23)。1年目から社会人の名門チームでレギュラーをつかみ、主に1番打者、3番打者として活躍。プロのスカウトからも注目される存在になった。(取材・文 MBSアナウンサー金山泉)

 2023年はガムシャラに過ごした1年だった。「練習もきつくて、自分のことで精一杯でした。」と振り返る水島。7月の練習中に腰を痛めた影響で都市対抗はスタメン出場できず、体のケアの大事さも痛感したという。

「滉陽のバッティングセンスは天才的です」

 小学生時代から、関東では水島の名は知られていた。小学6年時に世界大会日本代表メンバーに選ばれ世界3位に。中学1年時には武蔵府中リトル(東京)で全国制覇を達成した。拓大紅陵(千葉)で甲子園出場はならなかったが、千葉県選抜メンバーとして、日本ハムの捕手・田宮裕涼(成田)、楽天の投手・清宮虎多朗(八千代松陰)らと共に、台湾選抜チームと試合を行った。

 2月下旬、沖縄・名護でキャンプ中の日本ハム・田宮を訪ねると、水島についてこう話してくれた。「滉陽のバッティングセンスは天才的です。特にミート力、僕なんかより全然上だと思いました。一緒の舞台でやれたら嬉しいですね」。プロ入りした強打者からも一目置かれた存在だった。

巨人4位指名の元同僚から「来年待っているぞ」

 水島は東京情報大学ではサードやショートを守っていたが、NTT西日本に入社した後はセカンドを守っている。去年は、昨秋のドラフト会議で読売ジャイアンツからドラフト4位指名を受けた泉口友汰と二遊間のコンビを組んでいた。「泉口さんのような選手が指名されるのだと目標になった。泉口さんから、『来年待っているぞ』と言われた。何としても(プロに)行きたい。」と、先輩と同じ舞台に立つことを目指す。

 2024年の目標を「都市対抗と日本選手権に出場し、活躍すること。個人としてはパワーが足りないと感じたので、しっかりとトレーニングもしていきたい。セカンドの守備力も向上させていきたい。」と語る。

B’zで紹介する水島選手「がむしゃらな日々は報われる」

 10人きょうだいの三男。育ててくれた両親へ、プロ野球選手になって恩返しをしたいという思いも強い。天性の打撃センスを持つ男が、今年もチームをけん引する。(MBSアナウンサー 金山泉)

◇水島滉陽(みずしま・こうよう)
2001年1月30日生 東京都出身 173㎝78㎏ 右投左打 
拓大紅陵~東京情報大~NTT西日本
東京情報大時代、千葉県大学野球リーグでベストナイン3回。
趣味はゴルフ。好きなアイスはモナ王。

【野球サイコー!取材後記】
「一心不乱」に駆け抜けた昨季。絶対に「がむしゃらな日々は報われる」。
※一心不乱…2007年12月発売、B’z16枚目のアルバム「ACTION」収録曲。
※がむしゃらな日々は報われる…1996年3月発売、B’z19枚目のシングル「MOVE」の歌詞

◇取材・文 金山泉(かなやまいずみ)
MBSアナウンサー。1982年6月5日生、新潟県上越市出身。野球とB’zをこよなく愛する。投手として首都大学リーグ2部で通算11勝(8敗)をマークした。

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