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借りて住みたい街1位『出町柳』&買って住みたい街1位『姫路』 あなたはどっち派?ボリューム満点グルメ・子育て支援・利便性...2つの街の魅力を大調査

MBSニュース / 2024年3月1日 11時44分

 関西で今、人気の街とは?LIFULL HOME’Sが去年の検索・問い合わせ数から算出した「近畿圏 みんなが探した住みたい街ランキング2024」では、部屋を“借りて”住みたい街の1位が出町柳(京都)に。そして、借りるのではなく“買って”住みたい街の1位が姫路(兵庫)という結果になりました。それぞれどんな街なのか、魅力を調査しました。

借りて住みたい街『出町柳』の魅力を調査!

 まずは、部屋を借りて住みたい街、出町柳。日本を代表する観光都市・京都の中にあって、「鴨川デルタ」は人々が集い心を癒すスポットです。

 夏には「五山の送り火」が楽しめ、秋には京都御苑で紅葉も。そして、古い街並みに溶け込む京都大学・同志社大学の学び舎。絶えず学生が入れ替わり新しいカルチャーが生まれる街、それが出町柳です。

 そんな出町柳の人気の理由を、MBS三ツ廣政輝アナウンサーが調査。まずは“出町柳の良さ”を聞いてみました。

 「比叡山の大文字が見える。(Qここは絶景スポット?)意識はしてないけど、好きな場所」
 「大文字がきれいに見えるのがいいかなと思います。鴨川から見るのがすごくきれいで、大きく見られますし。出町柳から見るのが一番だと思います」

愛される老舗和菓子店 一番人気は豆餅

 出町柳駅近くの商店街で調査をしていると、行列ができている店を発見。明治32年(1899年)から続く老舗和菓子店「出町ふたば」です。

 このお店の一番人気は豆餅。出町柳の人気の理由を探るべく、豆餅を食べてみました。

 (三ツ廣アナ)「これですこれ、皮のもちもち感と餡の絶妙な甘さのバランスが最高です。黒豆の存在感もしっかりあって、それを塩味が引き立たせる。何個でも食べられそうですね」

 他にも、創業100年を超えるサバ寿司のお店「満寿形屋」があり、徒歩圏内で老舗の味が楽しめるのも人気の理由です。

安くてボリューム満点のグルメが豊富

 さらに聞き込みを続けていると、ある重要な手がかりが。

 「学生さんが多い街なので、安くて量が多いお店がたくさんありますね。(Qそんなに安い?)安いですね。『ハイライト』行ってみてください」

 さっそく教えてもらった「ハイライト食堂」に行ってみました。メニューのジャンボチキンカツ定食のカツの大きさに三ツ廣アナは驚きです。

 (三ツ廣アナ)「え、めちゃくちゃ大きいですね。手のひらより大きいくらい。想像していた以上に大きかったです。こちらでおいくらですか?」
 (3代目 辻井一喜さん)「780円(税込み)です」
 (三ツ廣アナ)「え、780円!?採算は取れるんですか?」
 (辻井さん)「ギリギリです」

 (三ツ廣アナ)「柔らかいですね!すごくしっとりしている。ケチャップソースが合うんですよね。これはご飯進みますね」

 都心でなぜこんなに低価格のメニューを提供しているのか聞いてみました。

 (3代目 辻井一喜さん)「学生さんが多いので、できるだけ単価を抑えるため、鶏むね肉を昔から使っているんです。この金額でおなかいっぱいになったと言っていただけるので、やりがいにつながっていますね」

 京都市は人口の10分の1が学生で、同志社大学や京都大学が近い出町柳には、学生に優しいボリューム満点のグルメを提供するお店がたくさんあります。

 (三ツ廣アナ)「なんといっても安いんですよね。おいしいのに安い。大人の方も楽しめる。そして自然豊かで京都らしい光景も楽しめる。最高じゃないですか」

買って住みたい街『姫路』…「自家用車の必要性を感じない」「駅前がきれい」

 続いて、買って住みたい街、姫路。国宝であり日本初の世界遺産、その優美な姿から白鷺城とも称される「姫路城」のほか、ラストサムライや大河ドラマなどのロケ地にもなった書寫山圓教寺。姫路セントラルパークで大迫力のライオンを間近で見ることもできれば、飲食店ではご当地名物に舌鼓を打つことも。古い町並みが残る一方、新しい施設が続々と誕生する街、それが姫路です。

 姫路の人はこの街のどんな部分に魅力を感じているのか?MBS大吉洋平アナウンサーが、JR姫路駅前で人気の理由を聞いてみました。

 「便利なところですかね。駅に全部がそろっている。マンションもいっぱい建っています」
 「あんまり自家用車の必要性を感じないですね。新幹線が前は本数少なかったですが今は本数も増えて、通勤・通学にもちょっとした旅行にも便利になったと思います」
 「昔は(駅前が)もっと狭くてごちゃごちゃしていたんですけど、きれいになってすっきりしています」

 そもそも姫路は大阪にも神戸にも電車1本で行けるという利便性があったものの、ファミリー層に選ばれるまでにはいたっていませんでした。しかし、街の再開発が進み商業施設やマンションがたち並ぶようなり、利便性の良さに加えて生活しやすい街に成長しています。

ソウルフードは「姫路おでんや駅そば」

 そして2つ目の理由は、地元に根付いたおいしいものがあること。

 「僕はおいしいものがいっぱいあると思っている。姫路おでんとか。駅そばが駅のホームにあるんですけど、ソウルフードです。子どものころから姫路駅に入れば食べます」

 …というわけで、姫路のソウルフード「姫路おでん」を大吉アナがいただきました。生姜醤油につけて食べるのが特徴です。

 (大吉アナ)「生姜のいい香りが口の中に広がります」

子育て世代に優しい!子どもと保護者が一緒に無料で遊べる施設も

 さらに、姫路駅までは次のような声も聞かれました。

 「姫路城にみんなが散歩に行ったり遊びに行ったり。動物園も入園料がすごく安いです」
 「子育てセンターとかが結構あって、幼稚園・保育園に通わせてなくてもさっと行けて遊ばせることができるから助かっています。(Q今からどこに?)子育てセンター。遊ばせて寝てもらおうかなと思って」

 駅ビル「ピオレ姫路」の中にある「駅前すくすくひろば」は、姫路市のこども支援課が運営する0歳から就学前までの子どもと保護者が一緒に無料で遊べる施設です。保育士の資格を持つ職員などが常駐し、子育てに悩む保護者の相談にものってくれます。

 「寒くて公園に行けないときとか、ここに来るといろんなお母さんともおしゃべりができるから、自分にとってもすごくいい場所になっています」
 「単純に子どもが楽しそうなのでよく来ます。子育てのこともいろいろ教えてくれたり、すごく助かります」

 多少、通勤に時間がかかっても子育て世代への支援が豊富。それが、この街が選ばれているひとつの理由のようです。

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