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「そうめん」暑い夏こそひたすら試してランキング 島原?半田?小豆島?ごま油で深みある味わいを実現した1位は【MBSサタデープラス(サタプラ)】

MBSニュース / 2024年7月17日 22時59分

世の中のありとあらゆるものを忖度なしに検証し、独自ランキングを紹介するMBS「サタデープラス」の『ひたすら試してランキング』。MBS清水麻椰アナウンサーが「そうめん」を徹底調査。ひたすら試してわかった、“サタプラ的おすすめベスト5”を発表した。

5年連続三つ星 京都屈指のレジェンド「麺はコシ」

今回は、スーパー・コンビニ・ネットで買える「そうめん」15種類を比較。チェックポイントは、①調理スピード ②コストパフォーマンス ③そのままの味 ④つゆとの相性 ⑤夏に試したい味(ソーメンチャンプルーにした味) の5項目で、各項目10点満点の合計点で総合ランキングを決定した。

審査には、5年連続でミシュランガイド三つ星を獲得し、京都屈指の予約が取れない名店として知られる「祇園さゝ木」の“和食のレジェンド”佐々木浩さんが協力。「麺類はやっぱりコシですよね。食感がボソボソだったら全然おいしくないので…」と佐々木さん。また、小麦・塩・水というシンプルな原料の中で、いかに味や香りに深みを出せるかがポイントになるという。

忖度なしにひたすら「そうめん」を徹底調査。買って失敗しない、おすすめベスト5とは!?

5位は、冬の秋田が生んだ至福ののどごしと驚異の調理スピード

第5位は、稲庭うどん小川の『稲庭そうめん』(税込594円 ※番組調べ)。

寒さが厳しい冬の秋田で作られる稲庭そうめん。熟成を5段階に分けて行うことでできた気泡が、モチモチとしたコシの強い歯ごたえを生み出す。さらに「稲庭の名水」と呼ばれる湧き水が、絹のように美しいツヤを演出。そんな水分量の多さがもたらすのどごしはまさに至福のひとこと。清水アナは「この麺でしか味わえない風味がある」、佐々木さんも「いい小麦を使ってるので味に深みがありますよね」と余韻に浸った。

また、今回一番長い麺だったにもかかわらず、気泡があることで「調理スピード」は最速。わずか1分28秒で1位となった。

4位は、箸からすべり落ちてしまうほどの“とぅるもち”食感

第4位は、小野製麺の『手延半田めん』(税込475円 ※番組調べ)。

今回調査した15種類の中で最も太い麺は、直径約1.5mm。そんな麺の太さとツヤが大きな特徴で、佐々木さんは「味もしっかりしてますよね。だしもいらないですよ。のどごしも最高」と称えた。

生地には、特製のブレンド小麦、鳴門の塩、吉野川の地下水と厳選された3つの素材を使用。箸からすべり落ちてしまうほどのつるっと食感で、清水アナは「とぅるもち」と表現。「これはいいの見つけちゃいましたね」と喜んだ。
手軽に買えるうえ、高級感を感じる味わいは夏のギフトにもぴったりだ。

3位は、コシ・のどごし・ツヤ、すべてがハイレベル 「ソーメンチャンプルーにした味」1位

第3位は、葵フーズの『富良野産小麦使用島原手延素麺ノンオイル』(税込260円 ※番組調べ)。

パン作りでもよく用いられる北海道・富良野産の小麦を100%使用したことで生まれる、コシの強さと豊かな風味が魅力のそうめん。コシ・のどごし・ツヤ、すべてがハイレベルだった。

「食材の味に負けないか?」「香りや食感を損なわないか?」というそうめんの本質を確かめるべくチェックした「ソーメンチャンプルーにした味」では1位に。火を入れると焼きうどんにも似た食感と味わいに変身し、「バランスが抜群にいい」と佐々木さんを感心させた。

2位は、つゆの味がキレイにのる、手間ひまかけた逸品

第2位は、川﨑の『島原手延素麺 蔵』(税込228円 ※番組調べ)。

長崎県崎戸島産の天然塩を使用し、熟成を重ねながら1日かけて生地をのばす。さらに冷風でもう1日かけてゆっくりと乾燥させる、そんな手間ひまをかけたそうめんは、島原手延素麺の特徴である中力粉・強力粉由来の歯ごたえがありながら、上品な味わいの逸品。特に「つゆとの相性」が良く、「めんつゆが麺1本1本に絡んで、食べたときに一体感がありますね」(佐々木さん)、「味がキレイにのる」(清水アナ)と称賛され、部門1位に輝いた。

しかも100gあたりの値段は76円と高コスパ。お財布にも優しい最強のそうめんだ。

1位は、和のレジェンドも絶賛 素材・製法のこだわりが伝わるおいしさ

そして第1位は、小豆島手延素麺協同組合の『島の光 手延そうめん 赤帯』(税込321円 ※番組調べ)。

生地に厳選された国産小麦と瀬戸内の天然塩を使用。さらに天日干しでは爽やかな瀬戸内の潮風を当てるというこだわりぶり。表面には、通常は植物油などを塗るところ、かどや製油の純正ごま油を塗っており、味わいに深みをもたらしている。さらに、冬に塩の量を減らして熟成させる寒作りという製法により、細麺ながらも強いコシがあり、コシの強さが試されるソーメンチャンプルーにアレンジしても衰えない。
清水アナも「こだわりを持って作ったのがわかりますね」、佐々木さんも「本当に美味しい。最高です!」と手放しで絶賛。「そのままの味」で1位、「つゆとの相性」「ソーメンチャンプルーにした味」でも10点満点で、見事総合1位に輝いた。

また“和のレジェンド”佐々木さんが、5分で簡単にできるそうめんのアレンジレシピを紹介。材料はそうめん2束、めんつゆ400cc、トマト100g、生バジル5枚、オリーブオイル大さじ1。まずはトマトを少し大きめにカット。バジルは手でむしる。これらトッピングをそうめんにのせて、めんつゆをかけ、仕上げにオリーブオイルをあわせれば、これだけで「冷製イタリアンそうめん」が完成する。
そしてそうめんがよりおいしくなるポイントが、流水であら熱を取るときに力強く揉み込むように麺を洗うこと。麺の油が落ちて、段違いでコシが強くなるのだとか。

暑い夏だからこそ知っておきたい、おいしいそうめん。各社のそれぞれのこだわりが詰まった涼やかな麺をご家庭でも味わってみてほしい。
(MBS/TBS系「サタデープラス」2024年7月13日(土)あさ7時59分~放送より ※掲載した価格は取材時点のものです)

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