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ひたすら試してランキング「味付きだしパック」 久世福商店、ドンキ、久原醬油...ミシュラン三ツ星料理人が『一本勝ち』と絶賛した1位は?【MBSサタデープラス(サタプラ)】

MBSニュース / 2024年9月17日 17時38分

世の中のありとあらゆるものを忖度なしに検証し、独自ランキングを紹介するMBS「サタデープラス」の『ひたすら試してランキング』。MBS清水麻椰アナウンサーが「味付きだしパック」を徹底調査。ひたすら試してわかった、“サタプラ的おすすめベスト5”を発表した。

三ツ星料理人「五味(ごみ)のバランスを重要視」

袋ごと湯の中に入れるだけで本格的なだしが取れる「だしパック」。今回は調味料で味のベースが整えられ、より簡単に使える味付きのだしパックに絞り、15種類を比較した。チェックポイントは ①香り ②コストパフォーマンス ③そのままの味 ④味噌汁の味 ⑤茶碗蒸しの味 の5項目。各項目10点満点の合計点で総合ランキングを決定した。

審査には、5年連続でミシュランガイド三ツ星を獲得する京都の名店「祇園さゝ木」の佐々木浩さんが協力。和食では最も重要な”だし”の審査にいつも以上に気合いが入る佐々木さんの評価のポイントは、ずばり「五味(ごみ)」。「甘味・苦味・酸味・塩味、そこに日本人が発見したという“うま味”。それらのバランスが取れているかを重要視したいと思います」と語った。

忖度なしにひたすら「味付きだしパック」を徹底調査。買って失敗しない、おすすめベスト5とは!?

5位は、「コスパ1位」のドンキ 料理人にっこり「うまいやん!」

第5位は、ドン・キホーテの『情熱価格 贅沢旨味だしパック 5g×36袋』(税込647円 ※番組調べ ※店舗により商品ラインナップ・価格が異なる場合があります)。

パックが36袋も入った大容量。パッケージに書かれた通りにだしを取り、100mlあたりの値段を算出した「コストパフォーマンス」のチェックでは、15種類の平均が約13.7円のところ、3.5円で1位となった。焼津製造のカツオ節をはじめ産地を限定した6つのだし原料を、風味を損なわないよう特殊な機械でブレンド。しかもだしパックの中身を限界ギリギリまで細かくすることで、煮出し時間1分という驚きの速さを実現している。そして味の3部門でも安定した成績を収め、味噌汁に調理して比較した「味噌汁の味」部門では、三ツ星料理人・佐々木さんも「うまいやん!」と思わずにっこり。控えめな味わいなので、少し醤油を足して炊き込みごはんにするアレンジもおすすめだ。

4位は、焼きあごの余韻にプロも感心「上手やわ」 和風チャーハンにも

第4位は、イオンの『トップバリュ 料理の味が決まるうまみだしパック 焼きあご入り ティーバッグタイプ』(税込537円 ※番組調べ ※沖縄県では取り扱いなし)。

カツオ節、イワシ煮干し、サバ節、焼きあご、昆布という5種類のだし原料に粉末しょうゆをプラスすることで、さらに香ばしい味わいに仕上がっている。中でも、茶碗蒸しにしてチェックした「茶碗蒸しの味」は、清水アナが「焼きあごがいい仕事してますね!」と評し、佐々木さんも「それがすごく余韻になるんですよね。いや~、これ上手やわ」と感心した。

そのままうどんだしとして使うのもおすすめ。佐々木さんはこのしっかりした味と香りの良さを活かしたアレンジとして「和風チャーハン」を提案。味付けは特にせずチャーハンの材料を炒め、最後にだしパックの中身をふりかけて絡める。これだけで味が整うお手軽メニューだ。

3位は、普段使いに最適! コスパと味の良さを両立させた王道の味

第3位は、シマヤの『味付きおだし』(税込648円 ※番組調べ)。

だし原料はカツオ節と昆布、焼きあごの3種類。毎日気軽にだしが取れるよう、あえて高級なだし原料を使っていないのもポイントで、「コストパフォーマンス」は100mL当たり6.4円で2位につけた。また「茶碗蒸しの味」の調査でも、「これが王道じゃないですか」(清水アナ)、「めっちゃバランスいいです」(佐々木さん)と高い評価を受け、コスパと味の良さを両立。まさに普段使いに最適だ。

調味料として使うのもおすすめで、唐揚げの味付けに使うと、うま味たっぷりのだしから揚げができあがる。塩の代わりにフライドポテトにふりかければ、塩分も抑えられ、うま味もプラスに。

2位は、「香り」1位 和食のプロもエレガントさを感じる“ええだし”

第2位は、久世福商店の『風味豊かな万能だし 5包』(税込590円 ※番組調べ)。

久世福商店が創業時の2013年から販売する看板商品。味の決め手は、静岡県焼津で自社生産した3種類のカツオ節。それぞれ特徴の異なるカツオ節を組み合わせることで、味や香りが何層にも感じられる。しかもうま味を大事にしたい素材は細かく、風味を大事にしたい素材は大きめの粒にして、だしの抽出バランスを調整している。

「香り」部門では1位を獲得。また「そのままの味」の審査では、三ツ星の佐々木さんから「和食の人間が飲むと、ええだしが出てるなと。エレガントさがあります」とうれしいひとことが飛び出した。

佐々木さんおすすめのユズを入れたお吸い物のほかにもさまざまな料理の味付けに使える、文字通り万能のだし。

1位は、味部門でオール満点! アレンジメニューも多彩な一本勝ちのだし

そして第1位は、久原醤油の『浜のうまだし』(税込702円 ※番組調べ)。

「そのままの味」「茶碗蒸しの味」で1位、「味噌汁の味」も10点満点を獲得。激戦の調査で頭一つ抜け出し、総合1位に輝いた。国産原料にこだわり、厳選した焼きあご、カツオ節、宗田カツオ節、ウルメイワシ、真昆布という5種類の素材を使用。塩でうま味をごまかさず、だしの独自配合でうま味と風味をしっかりと残しているのが特徴だ。
卵との相性が良く、だし巻きや親子丼にもおすすめ。またアツアツの白ごはんにだし粉末を混ぜ込んで、おにぎりにしても。さらに野菜の煮物にももってこい。清水アナは「圧倒的!」、佐々木さんも「柔道で言ったら『一本!』っていう感じですね」と総評した。

煮出しても、そのまま粉末で使っても、さまざまな料理で力を発揮してくれる「味付きだし」。各順位で紹介した、それぞれのだしの特徴を活かした簡単アレンジメニューもぜひ試してみてほしい。
(MBS/TBS系「サタデープラス」2024年9月14日(土)あさ7時59分~放送より ※掲載した価格は取材時点のものです)

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