【カツめし】シベリア抑留の思いを刻む ３代続く下町人情居酒屋 大阪・大正「クラスノ」

ＪＲ大阪環状線・大正駅から徒歩２分の場所に店を構える「クラスノ」。 ２代目となる父と母、３代目の息子夫婦が店を切り盛りしている。 一風変わった店名は、初代店主がソ連の都市・クラスノヤルスクで ２年にわたって抑留されていた苦労を忘れないという意思が込められているそうだ。 そんな店の名物が、初代と２代目が一緒に始めたという、串にささった鉄板焼き「くわ焼き」。 牛肉のたれ焼きや、自家製ソースを使ったピーマンの肉詰めなど１２種類に及ぶ。 さらに、３代目が初代から受け継いだという「だし巻き」も絶品で、 店の味を求めて、連日のように足しげく通う客も多い。創業から７５年、変わらぬ味と落ち着いた雰囲気で人情味あふれる、下町の居酒屋に密着。ナレーション：なかやまきんに君 （２０２４年１０月１０日放送　ＭＢＳテレビ「よんチャンＴＶ」内『カツめし』より）