【選抜高校野球】いよいよ出場校が決定へ！１月２４日（金）に選考委員会 推薦校１３３校の中から選出される３２校は？【各地区の推薦校一覧】

１月２４日（金）、第９７回選抜高校野球大会の選考委員会が行われて、いよいよ今年の出場校が決定する。

推薦校は１３３校　大会に出場するのは３２校

今大会に出場するのは３２校。２１世紀枠２校と一般推薦枠で３０校が選出される（都道府県連盟からの推薦の段階で、選出された場合は、大会に出場するとすべての推薦校が事前に承認）。

１月１０日（金）には、各都道府県から推薦校１３３校が提出されて、出場候補校として承認された。果たして、この１３３校の中からどの学校が選出されるのか、各地区の振り分けとともに推薦校を紹介する。

２１世紀枠は２校。今回も地域に関係なく９地区の候補校の中から２校を選出する。各地区の候補校は、下記の９校。各地区の代表者が２１世紀枠の選考委員の前で２４日に行うプレゼンテーションが大きなカギを握る。

北海道：釧路江南
東北：久慈（岩手）
関東・東京：横浜清陵（神奈川）
東海：名古屋たちばな（愛知）
北信越：小松工（石川）
近畿：山城（京都）
中国：大田（島根）
四国：高松東（香川）
九州：壱岐（長崎）

２１世紀枠の候補校は、２１世枠で選出されなかった場合、各地区の候補校に組み込まれる。

各地区の推薦校

▼北海道
北海道は１枠。秋の北海道大会で優勝した東海大札幌が最有力。

【推薦校】
東海大札幌、北海、札幌日大、駒大苫小牧

▼東北
東北地区は、前回大会から３校に増えて出場の機会が広がった。東北大会で決勝に進んだ
聖光学院（福島）、青森山田（青森）の２校が有力も、３校目がどう進展して行くのか注目が集まる。

【推薦校】
青森：青森山田、八戸学院光星、弘前学院聖愛
岩手：一関学院、花巻東
宮城：仙台育英、古川学園、東北学院榴ヶ岡
秋田：秋田商、能代松陽、大曲工
山形：鶴岡東、日大山形、山形中央
福島：聖光学院、昌平、学法石川

▼関東・東京
関東・東京は、明治神宮大会で横浜（神奈川）が優勝したため、今大会は７校の出場枠となった。関東地区で５校、東京地区で１校を選出した後、関東と東京で１校を選出する。

関東大会でベスト４に進出した横浜（神奈川）、健大高崎（群馬）、浦和実（埼玉）、千葉黎明（千葉）の４校、東京大会で優勝した二松学舎大付は有力。６校目、７校目がどの学校になるのか、例年、最後の一校は関東５校目と東京２校目の比較になり白熱した議論が展開される。今回は関東６校目との比較になるため、どういう影響が出るのか、焦点が集まる。

【推薦校】
茨城：つくば秀英、霞ケ浦
栃木：佐野日大、宇都宮工
群馬：健大高崎、東農大二
埼玉：浦和実、西武台
千葉：千葉黎明、拓大紅陵
東京：二松学舎大付、早稲田実、帝京、淑徳
神奈川：横浜、東海大相模、平塚学園
山梨：山梨学院。帝京三

▼東海
東海地区も３校の出場校枠。東海大会優勝の大垣日大（岐阜）、常葉大菊川（静岡）が有力も、ここ数年、選考順位が必ずしも東海大会の成績と直接結びついていないだけに、（前回大会は、東海大会準優勝の愛工大名電を３校目として選出）、今回もどんな選考が行われるのか。注目が集まる。

【推薦校】
静岡：常葉大菊川、掛川西、聖隷クリストファー
愛知：至学館、中京大中京
岐阜：大垣日大、中京、（岐阜第一
三重：海星、菰野、宇治山田商、

▼北信越
北信越地区は２校。北信越大会で決勝に残った２校、敦賀気比（福井）と日本航空石川（石川）の２校が有力。

【推薦校】
長野：松本第一、松本国際、長野商
新潟：新潟明訓、中越、帝京長岡、
富山：富山第一、富山北部、高岡第一
石川：金沢、日本航空石川、小松大谷
福井：敦賀気比、福井工大福井、大野

▼近畿
強豪校がひしめく近畿地区は、６校の出場枠。近畿大会でベスト４に進出した東洋大姫路（兵庫）、智辯和歌山（和歌山）、天理（奈良）、市和歌山（和歌山）は有力も、残り２校をめぐっては、今回は甲子園で抜群の強さを発揮してきた大阪勢が、いずれも早めの敗退で近畿の舞台から姿を消しているだけに、大阪勢が選出されるかどうかが注目。

【推薦校】
滋賀：滋賀学園、滋賀短大付
京都：立命館宇治、龍谷大平安、北稜、
大阪：履正社、大阪桐蔭、大阪学院大高
兵庫：東洋大姫路、神戸学院大付、三田学園
奈良：天理、奈良　
和歌山：智辯和歌山、和歌山東、市和歌山

▼中国
中国地区も２校。久しぶりに中国大会を制して、明治神宮大会でも存在感を示した伝統校
広島商（広島）が最有力。残り１枠を巡って準優勝の米子松陰（鳥取）と準決勝で広島商に敗れた岡山学芸館（岡山）の比較検討となる可能性が高い。

【推薦校】
鳥取：境、米子松陰、米子東
島根：出雲商、開星、矢上
岡山：岡山学芸館、倉敷商、創志学園
広島：広島商、盈進、如水館
山口：高川学園、下関国際、西京

▼四国
四国地区も中国地区同様２校。四国大会優勝の明徳義塾（高知）、準優勝の高松商（香川）が有力。いずれも県大会を１位校として決勝進出を果たしている実力校。

【推薦校】
香川：高松商、尽誠学園、英明
徳島：鳴門渦潮、小松島、鳴門
愛媛：新田、松山商、今治西、
高知：明徳義塾、高知中央、高知

▼九州
九州地区は４校。ここ数年は、九州大会のベスト４進出校が選出されているが、過去にはベスト８から逆転で選出された例もあった。果たして九州大会ベスト４の沖縄尚学（沖縄）、エナジックスポーツ（沖縄）、西日本短大付（福岡），柳ヶ浦（大分）がそのまま選出されるのか注目が集まる。

【推薦校】
福岡：西日本短大付、育徳館
佐賀：龍谷、佐賀北
長崎：海星
熊本：専大熊本玉名、有明
大分：明豊、柳ヶ浦
宮崎：日南学園、聖心ウルスラ
鹿児島：神村学園、鹿児島実
沖縄：沖縄尚学、エナジックスポーツ

なお、選考委員会の模様は、「センバツＬＩＶＥ！」でインターネット生中継される。本大会に選出された各校も「センバツＬＩＶＥ！」を通して、出場決定のうれしい知らせを受け取ることになっている。