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【高校ラグビー】花園出場51校&シード校決定!Aシードは桐蔭学園・大阪桐蔭・石見智翠館 Bシードは関東4校・中部1校・関西3校・九州2校

MBSニュース / 2024年11月27日 15時22分

 年末年始に花園ラグビー場で行われる全国高校ラグビー大会。11月23日、最後に残っていた長崎県・愛媛県の決勝戦が行われ、出場51校が決定しました。また、25日にはシード委員会での選考を経てシード校13校が発表されました。<出場校一覧>地区大会情報 | HANAZONO LIVE | MBS 毎日放送

【長崎県大会】長崎北陽台が前回大会の悔しさバネに快勝

 例年ハイレベルな攻防が繰り広げられる長崎県大会。昨年度の決勝戦では壮絶な試合の末、26対26での「両校優勝」を演じた長崎南山と長崎北陽台が、今年度の決勝戦も顔を合わせました。

 前半、先にペースをつかんだのは長崎北陽台。前回大会では、前半に大きくリードを奪うも後半に追いつかれ、抽選の結果、花園への連続出場が断たれただけに、悔しさをぶつけます。開始1分にモールを押し込んだ後、SH牟田凌大選手が上手くサイドを突いて先制のトライ。ゴールも決めて7点をリードすると、1トライを返された後の11分、北陽台らしい素早いパスワークから最後はWTB白丸暖人選手がトライ。この後さらに1トライを加えて、17対5とリードします。一方の長崎南山も、持ち味の力強い縦突破と“動き続けるラグビー”で反撃。22分にはLO杉山湊一朗選手のトライで、17対12と5点差まで追い上げます。

 しかし、今年の北陽台は違っていました。昨年度の決勝では、前半終了間際にトライを奪われ、その勢いのまま後半に追いつかれましたが、今年はここから逆に突き放します。SO田崎果選手のトライで12点差とすると、前半ロスタイムに突入した31分には、強引な縦突破を図る南山から複数人で相手を追い込んでいく巧みなディフェンスでミスを誘い攻撃に転ずると、短いキックを使いながら上手くボールをつないでWTB香月勇一郎選手がトライ。29対12とリードをひろげて、前半を折り返します。

 このトライで勢いがついた長崎北陽台。後半に入ると、長崎南山を寄せつけません。後半6分にBK陣がスペースを有効に使うランニングを見せて点差をひろげると、12分には北陽台らしいテンポのいいパス回しからCTB中田悠太選手がトライ。勝負を決定づけました。この後も着々と得点を加えた長崎北陽台。57対12でライバル長崎南山に快勝し、2大会ぶり22回目の花園出場を決めました。

【愛媛県大会】松山聖陵が伝統校を圧倒「全国での目標はベスト8」

 愛媛大会決勝は、6連覇を狙う松山聖陵と47回目の全国大会出場を目指す伝統校・新田が激突。5年連続の顔合わせとなりました。

 試合開始から、王者・松山聖陵が新田を圧倒します。開始1分、敵陣ゴール前5mのラインアウトからのモールを一気に押し込み先制トライを奪うと、FW陣の圧力で新田を粉砕。5分、10分とモールからトライを重ねて、19対0とリードをひろげます。その後もブレイクダウンの攻防を制して主導権を握った松山聖陵、力強い縦突破から次々とトライを積み重ねていきます。前半終了間際にはBK陣の展開力も披露して、FB田畑匠道選手がトライ。前半だけで8つのトライを重ねて、50対0と大量リードを奪いました。

 一方、1・2年生が主体の新田は、後半に入るとひたむきなプレーで反撃を試みます。後半4分、縦への連続攻撃で松山聖陵陣内深くまで攻め込むと、ペナルティーからの早い仕掛けに反応したPR山本麻人選手が、パワフルな突進で左中間にトライ。ゴールも決めて7点を返します。

 しかし、新田の反撃もここまででした。その後は、松山聖陵の大型FW陣がしっかりと前に出て、新田に付け入るスキを与えません。後半にも5つのトライを積み重ねて83対7で完勝し、6年連続9回目の花園への出場を決めました。試合後に「全国での目標はベスト8。これから全国大会までの1か月間、1日1日を大事にやっていきたい」と語った松山聖陵の芳野修主将。確かな手ごたえとともに、花園に乗り込みます。

シード13校も決定 組み合わせ抽選会は12月7日

 大会参加の51校が決定した全国高校ラグビー大会。シード委員会での選考を経て25日、Aシード3校とBシード10校、合計13校のシード校が発表されました。シード校は2回戦から登場します。

 3回戦まではシード校と対戦しないAシードには、春の選抜大会、サニックスワールドユース大会で優勝し大阪大会でも盤石の強さを見せた大阪桐蔭(大阪)、春の選抜大会ベスト4でサニックスワールドユース大会は準優勝の桐蔭学園(神奈川)、選抜大会で準優勝し単独チームで出場した秋の国体(国民スポーツ大会)でもベスト4と安定した成績を収めた石見智翠館(島根)の3校が選ばれました。

 Bシードは、茗渓学園(茨城)、国学院栃木(栃木)、目黒学院(東京)、国学院久我山(東京),中部大春日丘(愛知)、東海大大阪仰星(大阪)、常翔学園(大阪)、天理(奈良)、東福岡(福岡)、大分東明(大分)の10校。大阪と東京からの出場校は、すべてシード校に選出されました。

 なお、代表校のキャプテンが集合して行われる組み合わせ抽選会は、12月7日午後1時から、大阪・豊中市のA&Hホールで開催されます。

【シード校】
<Aシード>
桐蔭学園(神奈川)
大阪桐蔭(大阪)
石見智翠館(島根)
<Bシード>
茗渓学園(茨城)
国学院栃木(栃木)
目黒学院(東京)
国学院久我山(東京)
中部大春日丘(愛知)
東海大大阪仰星(大阪)
常翔学園(大阪)
天理(奈良)
東福岡(福岡)
大分東明(大分)

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