<週間ニュースサイトランキング>「ネタ記事」を配信するニュースサイトに注目
メディアゴン / 2015年8月17日 6時50分
メディアゴン編集部
* * *
メディアニュース・メディア批評サイト「メディアゴン」(http://www.mediagong.jp)が送る「週刊ニュースサイト別記事数ランキング」。
今週も、前回(http://mediagong.jp/?p=11155)に引き続き、オリジナル記事を配信するオピニオン/ニュースメディア(21サイト)が、2015年7月27日から8月2日の1週間で掲載したオリジナル記事数のランキングを発表する。(メディアゴンはメディア批評に特化しているため、ランキングはあくまでも参考)
・1. ギズモード・ジャパン・・・186 (-)
・2. ロケットニュース24・・・116 (↑)
・3. 日刊サイゾー・・・111 (-)
・4. GIGAZINE(ギガジン)・・・105 (↓)
・5. ITmediaニュース・・・92 (↑)
・6. ハフィントンポスト・・・89 (↓)
・7. J-CASTニュース・・・84 (-)
・8. ライフハッカー・・・63 (-)
・8. 現代ビジネス・・・63 (↑)
・10. カラパイア・・・54 (↑)
・11. JBpress・・・53 (↓)
・12. ITmediaビジネスOnline・・・50 (-)
・13. 産経新聞 iRONNA・・・41 (-)
・14. らばQ・・・29 (↑)
・15. デイリーポータル Z・・・28 (↑)
・16. 朝日新聞 WEBRONZA・・・27 (↓)
・17. イザ!・・・19 (-)
・18. PHPOnline衆知・・・13 (↑)
・19. メディアゴン・・・11 (-)
・20. 教えて君.net・・・10 (↓)
・21. nippon.com・・・9 (-)
前回は、新聞社が運営するふたつのサイト、WEBRONZAとiRONNAに注目した。いずれも、新聞社という強みで、政治・経済・国際問題などについて特化させた記事を配信している。
一方、今回は、そういった社会問題にはほとんど触れず、面白いネタだけを追求して記事を配信しているサイト「らばQ」と「デイリーポータルZ」について注目したい。
らばQは、ホームページによると、サイトピース株式会社が運営しており、6名のスタッフが在籍している。カテゴリは「海外ニュース」「面白ネタ」「アートデザイン」「動物」など40種類以上ある。ひとつの記事につき、ひとつのカテゴリではなく、複数のカテゴリに属しているものがほとんどで、「タグ」の役割も果たしている。
カテゴリ欄には、各カテゴリ名の横に、該当する記事の数が併記されている。多い順から「面白ネタ」「動物」「動画」「海外の反応」となっている。
つまり、らばQは、海外の動物の面白い動画の記事が多いのである。
公式ツイッターのフォロワーは、およそ4万人。当該サイトの記事が更新されると、記事のURLがツイートされている。そのうち、動物系の記事を紹介するツイートは、リツイートやお気に入りの数が多い傾向があり、そういった記事はユーザーからの関心が高いことが分かる。
特にリツイートやお気に入りが多い記事は、犬や猫関連の記事である。この場合、関心が高いということは、ニーズがあるということでもある。ユーザーからのニーズが高いゆえに、こうした記事を多く配信しているのかもしれない。ちなみに、Googleでは、「らばQ」の第二検索ワードは「猫」「犬」が表示される。
次に注目するのは、デイリーポータルZ。このサイトは、ニフティ株式会社が運営している。サイトの、「デイリーポータルZとは」には、こう書かれてある。
デイリーポータルZは無料の娯楽サイトです。
面白い場所を見つけたり、こんなことしたら面白いに違いないと思ったアイデアを実際に試したりしています。アイデアは身近でお金をかけないものばかりです。
常識にとらわれず驚くようなことも実践しますが、わたしたちは面白いに違いないという確信を持ってチャレンジしています(ときどき失敗もしますがそれも正直に書いています)。あまり面白いと言われないものでも、こう見てみると面白いという見かたを発見するのも大好きです。
つまり、「~やってみた」などのような、検証ネタの記事が多く配信されている。こうした記事のなかには、一つの記事を完成させるのに数十時間を費やしていることが予想される内容もある。にもかかわらず、1日当たり約4本の記事を更新している。また、他のサイトに多い、「翻訳して転載」する記事もない。
これを可能にしているのが、ライターの多さである。デイリーポータルZには、80名を越すライターが在籍している。漫画家やサラリーマン、プランナーやフリーライターなど肩書きは様々である。こうした様々な観点があるからこそ、日々、ユーザーの関心を引く記事が配信できる理由のひとつではないだろうか。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
スマートニュース、2024年の「話題ランキング Best 10」を発表。SmartNewsユーザーに最も読まれた今年の10大ニュースとは?
PR TIMES / 2024年11月21日 16時15分
-
「芸能人の偽アカ」に騙され誤報→削除→大炎上…毎日新聞が「芸能こたつ記事」に手を出してしまった残念な理由
プレジデントオンライン / 2024年11月8日 18時15分
-
三省堂 辞書を編む人が選ぶ「今年の新語2024」選考発表会、12月3日(火)夜に開催決定!!渋谷・東京カルチャーカルチャーにて、今年も大人気エンタメイベント「国語辞典ナイト」とコラボ開催!
PR TIMES / 2024年11月5日 11時45分
-
GUの米国進出、レッドオーシャンでどう戦う? “ほぼ無名”からZ世代人気をつかめるか
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年10月30日 6時30分
-
地味ハロウィンで「インプレゾンビ」をやりたかった
ITmedia NEWS / 2024年10月29日 11時50分
ランキング
-
1八戸5歳女児死亡の初公判、検察側「母親らは一日一食しか与えず隠れて食べていた女児に暴行」
読売新聞 / 2024年11月26日 15時45分
-
2【速報】共同通信の社長が外務省に謝罪 生稲晃子外務政務官の靖国参拝めぐる誤報問題で
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年11月26日 19時51分
-
3求人サイトで公募した市長後継候補、原因不明の急病で辞退…あす現市長が記者会見
読売新聞 / 2024年11月26日 16時1分
-
4コロナ新しい変異株「XEC株」はどんなウイルスか 「冬の対策とワクチン接種の是非」を医師が解説
東洋経済オンライン / 2024年11月26日 9時0分
-
5石川県西方沖でM6.6の地震 最大震度5弱 津波被害の心配なし
ウェザーニュース / 2024年11月26日 22時47分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください