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<福澤朗「なんでも鑑定団」初収録>出演者の発言はどう使う?今田耕司「放送はチェックします」

メディアゴン / 2016年3月21日 7時30分

高橋秀樹[日本放送作家協会・常務理事]

* * *

司会・石坂浩二の「発言ほぼカット事件」とその後の降板、新番組への就任とあまりよろしくない話題を振りまいたテレビ東京「開運!なんでも鑑定団」。そのリニュ—アル後の収録があった、とスポーツニッポンが報じている。

その中で新司会の福澤朗(元・日本テレビアナウンサー)はつぎのように発言した。

 「収録では沢山しゃべったが、司会者というのはその場の空気を下げさせない役目も求められる。たとえ、オンエア(放送上)で使われなくても場の雰囲気を下げなければ成功」

ここまではおっしゃるとおりである。福沢は次のように続ける。

 「使うかは番組スタッフに任せます」

これも、正論に思える。どう編集するかは制作側が決める。つまり、編集権は制作側にある、という当たり前のことだ。

編集権は制作側にあるが、もちろん、これを乱用してはならないという規範も求められる。一方で、タレントでも編集所に出掛けて、どう編集されるかを睨みつけている者もいるが、こういう制作側が萎縮するようなこともしてはならない。

出演者が「この部分はカットせず使って欲しい」と思ったら、それは「要請」という形で行われなければならない。制作側も出演者をより面白く、より正しくする意志を持って編集に臨まなければならない。

筆者はテレビの編集は「出演者へのメッセージ」であると考える。つまり、

 「あなたのあの発言をより面白くするためにこんな編集をしてみました」
 「あなたが、下ネタを言ってスタジオが爆笑しましたが、あなたの出演者イメージを台無しにします、好感度が下がります。それで、あの下ネタは笑いごと全部カットしましました」

などなど。そんな言葉が編集の結果できあがった番組には込められているはずだ。込められていなければならない。

現在のテレビでは、トーク部分をナレーションでまとめて、ショートカットする手法が流行だが、あれは出演者に失礼だ、と筆者は思う。制作者が(演出上の)編集技術をもっていないのかとも思う。

そして司会を引き続きやる今田耕司は、こう発言している。

 「これはいくらでも(発言を)切ってということ。どの程度使われるか、確実に放送はチェックします」

これはシャレだが、シャレになりきっていない気もするのである。

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