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フィフス・ハーモニーのローレンとノーマニがソロ新作公開

メディアゴン / 2018年10月31日 7時30分

フィフス・ハーモニーのローレンとノーマニがソロ新作公開

藤井夏子[音楽ライター]

* * *

アメリカの4人組ガールズグループ、フィフス・ハーモニーのメンバー、ローレン・ハウレギとノーマニ・コーディのソロ楽曲が公開された。

フィフス・ハーモニーは2012年にアメリカ版X Factorにおいて結成されたガールズグループで、メンバーはローレン、ノーマニ、ダイナ、アリーの4人。代表曲はYouTubeの再生回数が16億回の「Worth it ft. Kid Ink」や再生回数19億回の「Work from Home ft. Ty Dolla $ign」がある。再生回数16億、19億・・・と、実感のわかない天文学的な数値である。

これまで様々な記録を打ち立て、2010年代のダイナマイトガールズグループと称された。2016年の12月には元メンバー、カミラの電撃脱退がありながらも順調にキャリアを積み重ねてきた。そんな中今年の5月からは個々のキャリアに集中するため活動休止中の彼女たち。

4人はグループとして活動中の際にも、他のアーティストの楽曲にゲスト参加や、ソロに向けての準備もしてきた。そして今回なんと数日違いでローレンとノーマニの新曲が発表され、SNSでも話題になり、たちまちトレンド入りした。

【参考】<アヴリル・ラヴィーン、闘病からの復活>5年ぶりのシングル「Head Above Water」が公開

ローレンは10月24日、ソロデビューシングル「Expectations」(エクスペクテーションズ)をリリース。ミュージックビデオも公開されている。ソウルフルでスローな楽曲にハスキーボイスがとてもマッチしていて、フィフス・ハーモニーの時とはまた違った曲の雰囲気が、彼女の良さをさらに引き立てているように思う。今作はローレンが自ら作詞作曲を担当し、Halsey(ホールジー)の南米ツアーに同行する前に書き上げた。また同ツアーで今作を含む3曲の新曲を歌い、その中で一番反応が良かったものだとインタビューで語ったローレン。

一方のノーマニは10月22日に世界No.1 DJプロデューサーのカルヴィン・ハリスとタッグを組み、「Slow Down」(スローダウン)と「Checklist ft. Wizkid」(チェックリストfeat.ウィズキッド)の2曲をリリース。スローダウンは彼女のヴォーカルが引き立つダンスミュージックで、ナイジェリア出身のWizkidと歌うチェックリストはアフリカンなビートを連想させる曲になっており、彼女のルーツであるアフリカンアメリカンのルーツにあると思われる。こちらもノーマニが作詞作曲に関わっている。

現在ファーストソロ名義でのシングル「Love Lies (with Normani)」がロングヒットを記録しており、半年以上たった今もランキングトップ10に入っているノーマニ。ローレンは今作がソロ名義でのデビュー。両者とも来年にソロデビューアルバム発売が予定されており、さらなる活躍から目が離せない。

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