「世界のナベアツ」落語家・桂三度がテレビタレント再起への野望?
メディアゴン / 2018年11月23日 7時30分
高橋秀樹[放送作家/日本放送作家協会・常務理事]
* * *
落語家が最も脂がのるのは50歳過ぎ。その50歳になったのが桂三度である。桂三度とは「3の倍数と3が付く数字だけアホになり~」で一世を風靡した、「世界のナベアツ」こと、タレント・渡邊鐘(わたなべあつむ)だ。
タレントとしても群を抜いた才能があると思っていたので、2001年に桂三枝(元・文枝)に入門したときには驚いた。文枝は大師匠だが、時流には遅れている。最先端を行くべき笑いのタレントとしては違うのではないか、とその時は思ったものだ。
しかし、彼の考え方は違った。「落語にはまだ伸びしろがある」というのである。
確かに、古典落語にはまだまだ「伸びしろがある」。ところが、彼が始めたのは、古典落語ではなく新作であった。「新作は、今のテレビの笑いと大同小異であまり伸びしろはないのではないか?」と筆者は思っていたが、桂三度の考えはそれを超越していた。
【参考】<たけしは広告塔?>NHK「コントの日」が残念
4回目の進出で、しかも、新作落語で、先月、三度はNHK新人落語大賞を取った。
そして、「世界のナベアツ」こと桂三度が言ったことが振るっている。
「今後は古典もやる。そして、テレビタレントとしてもう一度売れないといけない」
テレビはもう少ししたらこの逸材に席巻されるかも知れない。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
桂文枝「これから円熟味のある落語を聞けると思ったのに」桂雀々さんをしのぶ
日刊スポーツ / 2024年11月23日 20時17分
-
桂雀々さん、弟子に見送られ旅立ち 死因は糖尿病からの肝不全 後日お別れの会
スポニチアネックス / 2024年11月23日 4時2分
-
太平サブロー、桂雀々さん追悼 50年前の出会いを回顧「天才14歳でした」
ORICON NEWS / 2024年11月22日 11時43分
-
桂小春団治「何かにたけた人間って何かに欠けてる」 芸能人と一般人の違いに「ズレは堪忍して」
日刊スポーツ / 2024年11月14日 14時52分
-
『NHK新人落語大賞』桂三実が大賞受賞「ラストチャンスのつもりで挑んだ」
ORICON NEWS / 2024年10月28日 18時14分
ランキング
-
1東野幸治「大谷」めぐり「こんなにブーイング出るとは」とニヤニヤ謝罪「求めてるの俺しかいない」
スポニチアネックス / 2024年11月23日 14時52分
-
2「菅田将暉の弟」として紅白報道される現実…“きょうだい芸能人”が2世以上に過酷なワケ
女子SPA! / 2024年11月23日 15時46分
-
3A.B.C-Z塚田僚一プロデュース“塚☆リカ”活動休止を発表 本人から申し出「お勉強をしたい」「旅に出たい」【全文】
モデルプレス / 2024年11月23日 19時0分
-
4BIGBANG再集結 G-DRAGONにSOL&D-LITE合流の伝説級ステージに京セラ興奮【2024 MAMA AWARDS DAY2】
モデルプレス / 2024年11月23日 16時50分
-
5「すごくひねくれてる」広瀬すずが大河俳優に“余計なひと言”で批判殺到、蒸し返される“音声さん”炎上
週刊女性PRIME / 2024年11月19日 21時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください