セレーナ・ゴメス、1年半ぶりの新曲を立て続けにリリース
メディアゴン / 2019年10月29日 7時30分
藤井夏子[音楽ライター]
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米シンガーのセレーナ・ゴメスが10月23日、24日と立て続けに新曲をリリースした。セレーナは米テキサス州出身の27歳。幼い頃からショービジネスの世界に身を置き、ディズニーチャンネルではティーンアイドルとして活躍した。その後歌手、女優と幅広い活動の中でジャスティン・ビーバーとの交際が話題となった。そのためゴシップなどで取り上げられることが多い。
10月23日に公開された「Lose to love me」は公開されるや否や、その歌詞が元彼であるジャスティン・ビーバーについて歌っているのではないかと話題になり、その騒動に対しジャスティンの妻ヘイリー・ビーバーがインスタでのストーリーであげたSummer Worker(サマー・ウォーカー)の「I’ll kill you」がこの件に反応したものではないかという憶測が広がっている。(尚、本人は否定している)
このように毎回恋愛に関わる曲を発表するたびに何かとジャスティンにつなげて考えられてしまうセレーナの曲だが、今回はひと味違う。
「Lose you to love me」に続き、10月24日に発表した「Look at her now」はサプライズリリースとなった。この2曲が今までの彼女の楽曲からまたひと味違ったものになった理由は、恋愛をテーマにしたものには変わりが無いがその中に見える彼女の「前に進む力」と「よりよい自分になれる」という前向きで強いメッセージが際立っている。
[参考]あいみょん「マリーゴールド」が「メダロット2」のパクリではない理由
彼女自身、恋愛にかかわらず様々な困難を乗り越えてきており、難病である全身性エリテマトーデスを発症している。全身性エリテマトーデスとは自己免疫疾患の一つで様々な臓器に炎症や組織障害、またうつ病や不安障害も症状として起きるとされている。2017年には腎臓移植を、さらに精神的バランスも崩し治療も受け、乗り越えるものが多かったであろう彼女。
そんなセレーナが今作に込めた思いを「この曲は前作のアルバムが発売されてから私の人生に起こった多くのことにインスパイアされた。みんなに希望を感じて欲しいし、『あなたは強くなれる』ってこと、『よりよい自分になれる』ってことを知って欲しい」と語っている。これは辛い境遇を乗り越えてきた彼女だからこそ言える言葉だと思う。この2曲で多くの人が勇気づけられるのではないか。
今回ミュージックビデオを曲のリリースと同時に公開しており、両曲ともなんとiPhone11 proを使って撮影されているという。また最新アルバムが完成しているそうで、どのような作品になっているのかリリースが待ち遠しい。
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