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阿部寛主演『まだ結婚できない男』は、今度こそ結婚できるのか?

メディアゴン / 2019年11月17日 7時40分

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小林直樹[メディアゴン編集部]

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テレビドラマ『まだ結婚できない男』(フジテレビ系)の放送が始まった。前作から13年ぶりの続編である。筆者は前作に大いに楽しませてもらったので、今作は期待を持って視聴した。本稿は3話まで見た段階でこの文章を書いているが、今のところ期待を裏切られてはいない。

前作では、阿部寛が演じる偏屈な建築家の主人公が、同世代の女医と年下のOLとの三角関係になり、最終的に女医と交際を始めるというラストだった。今作では、主人公が女医とは既に破局してしまっていて、相変わらず独身生活を送っているところから物語が始まる。

[参考]木村拓哉『グランメゾン東京』脚本家に漫画原作を書かせたTBSの発明

主人公はふとしたきっかけで、弁護士(吉田羊)、カフェの店長(稲森いずみ)、主人公の住まいの隣人(深川麻衣)の3人の女性と出会う。弁護士とカフェの店長は主人公と同世代のアラフィフで、隣人が20歳ほど年下だ。この3人の女性とすったもんだの末、誰かと結ばれる終わり方になるはずだ。

前作は、女医との幸せな未来を予感させる素敵なラストだった。その余韻を壊してまで続編を作ったのだから、今作には前作を超える使命があるはずだ。筆者としては弁護士と結ばれそうな気がしているが、重要なのはそこに至るまでの道程だ。口喧嘩をするけども、お互いのことを憎からず思っており、だんだんと惹かれていき……といった展開では、前作の女医と同じパターンなので、もう一捻りしてほしい。

今作のラストがどうなろうとも、いっそ、阿部寛が60代・70代と年齢を重ねるごとに続編を作ってみてはどうだろうか?

この先の社会で、高齢の独身者が増加していけば、高齢者が主人公の恋愛ドラマも需要があるのではないか。今作には、生涯未婚率が年々上がり続ける今の時代を象徴するドラマになってほしいと思う。

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