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放送作家も思わず笑った「蛭子能収がクズ」な理由

メディアゴン / 2020年5月10日 7時30分

放送作家も思わず笑った「蛭子能収がクズ」な理由

高橋秀樹[放送作家/発達障害研究者]

***

テレビを見ても笑えないのは、「放送作家」という筆者の残念な職業病である。

だが、先日声を上げて笑ってしまったことがる。4月25日(土)の『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』(テレビ東京)でのことである。出川哲朗はゲストの蛭子能収と一緒に例のごとく電動バイクで走っている。出川が番組の仕組みを話す。

出川「バイクのバッテリーが無くなりそうになったら、近くのお宅でバッテリーを充電させてもらうんですよ」

蛭子「いやだなあ、ぼくは」

そこからが不意打ちだった。

蛭子「素人は、話してもおもしろくないから」

溜まらず、大声で笑った。確かに素人は99%おもしろくないけど、それが仕事じゃないですか、蛭子さん。

そして、このVTRを見ていた上島竜兵。

上島「僕もクズだけど、蛭子さんは違うタイプのクズだね」

一生懸命やるクズと、何もしたくないことを隠しもしないクズ。僕はどっちのクズもファンである。だからテレビは時々おもしろい。

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