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危険なワクチン接種を止めよう-植草一秀

メディアゴン / 2022年3月8日 23時44分

危険なワクチン接種を止めよう-植草一秀

植草一秀[経済評論家]

***

日本の2021年死亡数は2020年比で6万7445人増えた(厚労省人口動態調査)。

2020年は2019年比で8338人の減少。厚労省が公表しているコロナ死は2020年が2846人、2021年が14926人。2021年のコロナ死は2020年比で1.2万人増加した。しかし、2021年の死亡数増加は6.7万人。

大きな乖離がある。

2021年と2020年の最大相違はワクチン接種の有無。ワクチン接種が実施された2021年に死亡者が激増した。日本は人口減少に転じているが、出生数マイナス死亡数で計算される「自然増減」を見ると、東日本大震災が発生した2011年の自然減が20.2万人だったが、2021年の自然減は60.9万人になった。

3倍の激増だ。

オミクロン株感染拡大に連動してコロナ死亡数が急増している。第6波の特徴は重症者が急増しないのに死亡者が急増したこと。日本のコロナ死統計は、コロナを主因とする死亡者数統計ではない。死亡者がコロナ感染していた場合にコロナ死と認定している。

第6波では、直接死因がコロナに関連するのが約60%、間接的に関わったのが約25%、死因がコロナ以外であるのが約15%とされる。第6波でのコロナ死者の年齢は、60歳以上が97.1%、70歳以上が93.0%、80歳以上が72.4%を占めている。

新庄徳洲会病院の院長は、寿命に近い高齢者が最後にオミクロン株に遭遇した可能性が高いのではないかと指摘するが、死者が急増したことが気にかかる。荒川央氏が「コロナワクチンが危険な理由」という記事でワクチンのリスクンついて分かりやすい解説を示されている。

通常のワクチンと遺伝子ワクチンとの間にどのような違いがあるのか。

荒川氏は次のように解説する。

「「通常のワクチン」では抗体を作らせる為にウィルスそのものまたは一部分をワクチンとして使います。ワクチン接種後に体内に抗体ができた場合、それ以降攻撃されるのはウィルスだけで終わります。」

「「遺伝子ワクチン」はワクチンを接種した人間の細胞内でウィルスの遺伝子を発現させます。ワクチン接種以降は自分の細胞がウィルスの一部分を細胞表面に保有する事になります。体内の抗体が攻撃するのはウィルスだけではなく自分の細胞もです。」

遺伝子ワクチンである新型コロナワクチンにおいては、体内の抗体がウィルスだけでなく、自分の細胞も攻撃してしまうというのだ。ワクチン接種によって体内で産生された抗体がどのような作用を引き起こすのか。

荒川氏は次のように指摘する。

「コロナウィルスに抗体を持つ人はコロナウィルスによりかかりやすくなり、また感染した場合ウィルスの症状が暴走しやすくなります (抗体依存性感染増強; antibody-dependent enhancement [ADE])。猫の実験ではコロナワクチンを打たれた個体はコロナの抗体を作る事が出来ましたが、その後コロナウィルスに感染しやすく、症状も悪化しやすくなりました。実験に使われた猫の多くはADEのために死亡しています。」

高齢者のコロナ死が急増しているが、その背景にワクチン接種があることを否定できない。ワクチン接種が死亡数増加の原因になっている可能性を否定できないのだ。コロナ死された人をワクチン接種、未接種で分類する必要がある。精密なデータを開示するべきである。死亡者にワクチン接種済者がまったく含まれていないなら、ワクチン接種を推奨する強力な根拠として使えるはずだ。

逆に死者の多くがワクチン接種済者であるなら、ワクチン接種推奨は根拠を失う。他方、すでに驚くべき数のワクチン接種後急死者、重篤化者が報告されている。その一方で、若年者のコロナ重傷者、死亡者は著しく少ない。この状況下で若年層にワクチン接種を行う意味は皆無。全国から子どもへのワクチン接種中止を求める声が上がっている。保護者は正しい情報を入手して子弟のワクチン接種を阻止する必要がある。

[植草一秀の公式ブログ『知られざる真実』はコチラ]

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