<R-1でパクリネタは許せない>新人ではない芸人がなぜパクリに走るのか?
メディアゴン / 2015年2月12日 0時20分
高橋秀樹[放送作家]
* * *
笑いで最もダメなのは人の真似である。勘違いのないように言っておくと「物まね」のことではない。「パクリ」のことである。
ピン芸人のネタ見せ番組である関西テレビ・フジテレビ系「R−1ぐらんぷり2015」を見た。驚いたことに、決勝進出者にはっきりわかる「パクリ」が3組はいた。
・「 友近」をパクったアジアン・馬場園
・「陣内智則」をパクったCOWCOW・善し
・「鉄拳」をパクったNON STYLE・石田
「内容が違うのだからいいだろう」という考えもあるだろうが、ネタの形式、構造、ネタの方向性などが同じなのはパクリだろうと筆者は判断する。
しかも、この3人は新人ではない。すでにテレビに出ている人たちだ。一般的には「有名」に部類してもおかしくない芸人たちだ。それで「パクリ」とは恥ずかしくないのか?
筆者は、そんな彼らが決勝戦に進まないよう祈った。おかげさまで桂文枝さんや、関根勤さんは、決してこれの「ていたらく」を見逃さなかった。よかった。ひと安心だ。
トーナメント戦なので、じゅんいちダビッドソンの「スーパの店員の本田圭佑」ネタが、順当勝ちしたが、これがトーナメントでなかったらどうなったか? 筆者の好きなネタのベスト2を書き留めておく。
・ゆりやんレトリィバァの「アカデミー賞授賞式ネタ」(藤村有弘さんや、タモリさんもやっていたちゃんぽん英語ネタだが、これはパクリの範疇を超えるモノに仕上がっている)
・マツモトクラブの「街頭ミュージシャンを聞き続けている男ネタ」(筆者は、2回爆笑した。心から、笑ったのはこの2回だけだったのである)
審査員難なのだろうか、天野、勝俣、板尾は、まだ、審査員ではない。
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