ネットで話題の日本一平和な事件簿「大分合同新聞」制作秘話【担当者インタビュー】

Menjoy / 2012年2月11日 18時0分

みなさんは、最近ネット上で話題になっている『大分合同新聞』の「ミニ事件簿」というコーナーをご存じですか?

これは文字通り大分県内で起こったちょっとした事件をニュースとして紹介するコーナーなのですが、これがとにかくほのぼのしていて、ネット上では「大分ってどれだけ平和なんだ!」「まじなごむ」などというようなコメントが飛び交っています。

ご存じない方のために、どんなニュースが掲載されているのか、そのタイトルの一部をご紹介しましょう。

「盗難自転車、妻が偶然“発見”(2月7日掲載)」

「恵方巻き、沈黙破り…もう1本?(2月4日掲載)」

「ネコの仕業?車内からフランスパン(2月2日掲載)」

「思い焦がれ? 夢にまで出た煮物 (1月23日掲載)」

「110番通報、麺類のジンクス!? (1月18日掲載)」

このように、大分合同新聞には心和むほのぼの系のニュースが目白押しなんです。

では、なぜこのようなニュースを扱うことになったのでしょうか? 誰がどこでネタを集めているのでしょうか?

大分合同新聞の広報部長・衛藤良司さんにお話しを伺ってみました。

 

「ミニ事件簿」は30年以上前から続いている

なぜ「ミニ事件簿」のコーナーができたのですか?

「もともと大分合同新聞は大分県内に読者をもつ県紙で、小さな事件や事故を紙面に掲載していました。1978(昭和53)年11月1日から、それらを集めて夕刊にコーナーを設けたのがミニ事件簿始まりです。

当初は5~6記事ほど掲載していて、1本だけイラストを付けたことが今の形の原点です。現在は原則、毎日1本の記事を掲載し、それをHP上でも公開しています」

話題になっているのは最近の話なのですが、30年以上も前からある、歴史あるコーナーなんですね。

ちなみに、あのほのぼのしたイラストも一部の2ちゃんねらーの間で話題になっています。特に猫のイラストが人気で、猫が書かれてないイラストにも猫を追加する“職人”まで現れているんです。

 

■ネタはサツ回り記者が見つけてくる

ネット上でも「こういう出来事ってどうやって新聞記者の耳に入るの? 警察がいちいち発表してるの?」などという疑問の声がありましたが、あの“ほのぼの”とするネタは、誰がどのように集めているのでしょうか?

「報道部で警察・消防を担当している記者(通称・サツ回り記者)が、日常の取材の中で見つけてきます。パトカーや消防車のサイレンとともに現場に取材に直行しますので、大きな事件にならない事案に接する機会が多いのです。

全国紙やテレビ局なら“ネタにならない”と無視するような出来事も、私どもの新聞は“とことん地域密着”が企業理念でもありますし、できる限り、活字に、紙面にしてきました。そういう意味では、ミニ事件簿は大分合同新聞の“顔”と言っても過言でありません。

ちなみに、サツ回りを担当するのは、おおむね入社1~2年目の若手です。小さな事案でも現場へ行く、取材する、記事にするーという記者のイロハを身に付ける場として、ミニ事件簿は絶好の記者教育にもなっています」

 

いかがでしたか? あの“ほのぼの系”ニュースは、市民のためにどんな些細なことにも対応する大分の警察官・消防官の方や、とことん地域密着の姿勢で取材を・執筆をする新聞記者の方の真摯な姿勢あってのコーナーだったんですね。

これからも、大分合同新聞の「ミニ事件簿」のコーナーから目が離せません!

 

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【参考】

大分合同新聞

暇人速報-大分合同新聞が平和すぎると話題に

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