「どうすりゃ痩せるの?」と悩む男性が急増している理由

Menjoy / 2012年4月9日 13時0分

痩せたい、モデルのような体型になりたい。

そう思うのは、女性だけではありません。最近では、痩せたいという男性も少なくありません。

それは、メタボなおなかで太っているからというのではなく、痩せているにもかかわらず、より痩せたいと願う男性が増えているのです。

これまで、摂食障害というと、極端にダイエットに取り組む女性特有のものと考えられてきました。

しかしながら、摂食障害にある者の5パーセントほどは男性であり、実際はもっと多いのではないかといわれています。

どうして痩せたい男性が増えているのでしょうか。その理由について、愛光病院の浦上涼子氏らの研究を中心に考えたいと思います。

 

■男性の「痩せたい」はいつから?

もちろん、痩せたいと考える男性がいることは、何も特別なことではありません。

痩せたいと考える者は子どもでもいるわけですが、じつは小学生の非肥満者による肥満に対する意識は意外と高く、ダイエットの実行率は男性に多いといわれています。

そしてそれは、大学生になるとより顕著になります。

青年期にある男性の54パーセントが肥満になることが怖いと考え、22パーセントが痩せることで頭がいっぱいになると考えていると示唆されています。

 

■男性が「痩せたい」と思う理由

どうして、男性は痩せたいと願うのでしょうか。もちろん、そこには痩せることでのメリット、反対にいえば太ることのデメリットが存在するからです。

たとえば、似合う服が増える、異性にもてる、という理由も考えられます。

浦上らの研究によれば、痩せたいという痩身願望は、とくに今より痩せられたら自分の容姿に自信がもてる、健康になれる、もっと自由にふるまえる、といった自分自身に対する効果への期待が大きな要因であることが示唆されました。

つまり、異性にもてる、人前で明るくふるまえる、といった他者の存在を前提とした他者に対する効果を期待してというよりも、自己の肯定や自信を得ることが大きな要因だったのです。

もう少し詳しくみると、今の体型に対する満足度が低い場合、自分に自信がもてない、思うようにふるまえない、といったデメリット感が強まり痩身願望に影響していました。

また、今の体型に対する満足度が高くても、痩せることによってるメリット感を意識し、痩身願望に影響を与えていました。

つまり、いずれにしても、痩せたいという意識に影響を与えているのだといえます。

 

痩せたいと願うのは、男女共通しているようです。その根底には、単純に実際に太っていることに端を発する理由も当然あります。

ですが、痩せることでの自己を顕示したいという欲求の充足や自分に自信をもつという理由があることがわかりました。

最近は、いわゆるゴリマッチョな体格のいい男性よりも、韓流スターのチャン・グンソクさんのような細身の男性が人気です。

そういった、社会からの要望も男性の体型に対する意識に影響を与えているのかもしれません。

 

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【参考】

※ 矢倉紀子ら(1993)『思春期周辺の若者のやせ願望に関する研究』 看護展望

※ 早野洋美(2002)『男子大学生の摂食障害傾向に関する心理学的研究』 心理臨床学研究

※ 浦上涼子ら(2009)『男子青年における痩身願望についての研究』 教育心理学研究

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