脳の若さを保つ秘訣は「夫婦愛にある」ことが明らかに

Menjoy / 2012年4月30日 23時0分

老化現象は生きとし生けるものとして避けることはできません。しかし、脳の老化は健やかな夫婦愛で防げる傾向にあることが研究で分かりました。

ジャーナル誌『セル・プレス』に寄せられた論文によると、若い脳を維持する秘訣は、パートナーとの過し方にあるようです。

 

スウェーデンのウメア大学に属するラーズ・ニイベルグ博士によれば、「年齢を重ねることで衰える記憶機能も確かにありますが、にもかかわらず若々しい脳を維持している高齢者は大勢いる」といいます。

教育はおそらく脳を守る要因とはなり得ません。現に、博士号所持者は、老年期を迎えてから記憶喪失となる割合が高いという研究報告があります。

また、仕事もあてにはなりません。難度の高い学問やきつい仕事をこなすことは、現役時代はよいかもしれませんが、リタイア後のメリットには結びつかないのです。

では、一体、脳の若さを保つには、何が必要なのでしょう。

その答えは夫婦愛です。社会的に、精神的に、そして肉体的に強く刺激し合えるパートナー同士は、若々しい脳を維持することができ、認識能力も高いといいます。

「心身ともに寄り添って活動することが、脳へのメンテナンスとなることを立証する実例があります」とニイベルグ博士。

この新しい理論は、サクセスフル・エイジング研究のフィールドにおいて、新風を巻き起こすかもしれません。これまでの研究は、既に起こってしまった認知力低下に対して、どのように対処するか、またはどのようにそれを補うかを模索するのが主でした。

それに対し、ニイベルグ博士の研究チームは、それより先に加齢による脳変化を防ぐ方法を探るべきだと主張します。もちろん遺伝的な要因もあるでしょう。しかし、脳の老化は、生き方の選択を含めた後天的な環境要因によって引き起こされる部分が大きいのです。

高齢者は出会いや人の名前を忘れがちです。とはいえ、60歳前後から痴呆が始まる人もいれば、中にはさらなる知識を蓄積し、それらを有効的に活用する高齢者が多いのも事実です。

「人と何かを分かち合い、発見の幅を広げることは、脳の老化を防ぐ」と研究チーム。「若者とほぼ同じ、もしくは全く変わらないほどの脳機能や認識能力を維持する高齢者がいます。言い換えるならば、老化した脳をあとから補おうとするより、脳の若さを維持することが記憶力をうまく保つ秘訣といえるかもしれません」

 

いかがでしたか。高齢化と少子化が急速に進む日本にとっては、やや耳の痛い話ですが、学問や仕事より、健やかな夫婦愛こそが若々しい脳を保つ秘訣だという研究結果には納得せざるを得ませんよね。

 

【結婚にまつわる研究結果】

飲酒・喫煙の習慣が近い男女は「長続きする」ことが明らかに

海外の最新研究で明らかになった「夫婦円満の秘訣」6つ【前編】

海外の最新研究で明らかになった「夫婦円満の秘訣」6つ【後編】

「バツイチ子持ち男は若い女と再婚しない」は嘘?本当?

 

【参考】

The Secrets To Successful Aging – Medical News Today

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