「どうしても自分の見た目が気になる」心理学的な意味

Menjoy / 2012年11月26日 20時0分

“人を見た目で判断してはいけません”って、よく聞く言葉ですが、逆にいえばそれだけ人は他人を見た目で判断しやすいってことですよね。自分が他人を見た目で判断するからこそ、自分の見た目も気をつけようとするわけです。

ブライダルダイヤモンド専門店の銀座ダイヤモンドシライシが、2012年11月に全国の20歳~39歳の女性300名に対しして、周りからの目線に関する意識調査を実施しました。その結果、「周りの人から自分がどう思われているか気になる」と回答した女性が100パーセントということがわかりました。

一体なぜ、外見を気にしてしまうのか、調査内容を詳しく紹介します。

 

■見た目が気になる人、100パーセント

調査によると、周りの人から自分がどう思われているか“気になる”と回答した人は43.3パーセント、“やや気になる”が56.7パーセントで、“気にならない”“あまり気にならない”が0パーセントという結果でした。つまり、程度に違いはあっても、すべての人が周りが自分をどう見ているかを気にしている結果となりました。

そして、どんな人から見られているかが気になるかという質問に対しては、“同性の友人”が79パーセントと最も多く、次いで“上司”が51.7パーセント、“同僚”が50.7パーセントと、仕事関係からの見られ方が気になることがわかりました。

意外なことに、“恋人”は43.0パーセントと、“異性の友人”の50.0パーセントよりも低い結果となりました。この結果は、恋人はなかば家族のような関係で素の自分をさらけ出していることもあり、あまり気にしていないということに、つながっているのかもしれませんね。

 

■見られたいのは“かわいい”私と“きれいな”私

異性や同性から、どのように自分が見られたいかをたずねた質問では、内面については異性や同性に関係なく“親しみやすい”、“優しい”、“気がきく”といったイメージが上位となりました。これらは、一般的に性格が良いとされる、社会的に望ましい特徴と考えられます。

外見については、異性からは“かわいい”、“笑顔がかわいい”、“笑顔がステキ”が上位となり、同性からは“オシャレ”、“かわいい”、“スタイルがいい”が上位となりました。“かわいい”は異性も同性も共通していますが、顔に関する見た目が異性に特徴的であるのに対して、同性からは体型に関する見た目も気にしていることがわかります。

 

■見た目を気にするということ

人には、自分の外見を気にする人と、全く気にしない人がいます。心理学的には“公的自意識”と“私的自意識”というパーソナリティがあり、それが影響しています。

“公的自意識”とは、自分の容姿や振る舞い方など、他人から見られている自分の外見を意識する傾向であり、“私的自意識”とは、自分の感情や考えなど、他者は直接知ることができない自分の内面を意識する傾向のことです。

公的自意識の強い人は、周りの状況に敏感で、自分を周りに合わせていこうとします。私的自意識の強い人は、周りのことよりも自分の気持ちや考えを優先しようとします。

今回の調査結果を公的自意識と私的自意識から考えると、見た目を気にするということは公的自意識が強く、状況に合わせて自分の印象を良くしたいという人が多いことを意味しているのです。

これはけっして悪いことではありません。というのも、極端にいえば、周りからの見られ方を気にしなければ、お葬式で赤い服を着てしまったり、結婚式で新婦でもないのに白いドレスを着てしまったりすることになり、上手く社会生活をおくれないということにもなってしまうのです。

 

人の見た目はともかくとして、自分の見た目を気にすることはけっして悪いことではありません。むしろ他人の視線を意識することで、自分を磨くきっかけにしてはいかがでしょうか。

 

【見た目に関するコネタ】

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【参考】

※ 周りからの目線に関する意識調査 – 銀座ダイヤモンドシライシのプレスリリース

※ フェニングスタインら(1975)『Public and private self-consciousness: Assessment and theory』(Journal of Consulting and Clinical Psychology)

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