「女性手帳」でもわからない!? 妊娠と出産5つのウソ・ホント【後編】

Menjoy / 2013年5月14日 15時0分

女性のからだのメカニズムについての5つの噂のウソ・ホントを検証しています。前回の記事では、『女性手帳』をテーマに、妊娠・出産についてのウワサを3つ、検証しました。肥満と喫煙が妊娠の可能性を低くすること、そして、不妊の原因は男女それぞれにあることがわかりましたね。

次は【後編】として、やはり最大の疑問である“妊娠・出産には適齢期がある”を含む3つのウソ・ホントをご紹介します。

 

■4. “STD(性感染症)にかかると妊娠しにくい”はウソ?ホント?

本当です。たとえばクラミジアや淋菌による感染症では、男性で前立腺炎・精巣上体炎、女性で子宮内膜炎・卵管炎になることがあり、不妊の原因になります。

とくに、この2つの病気は、不顕性感染といって、症状がないまま病気が進行する場合があります。心配なら検査を受けましょう。そのときは、なるべくパートナーもご一緒に。

 

■5. “妊娠・出産には適齢期がある”はウソ?ホント?

適齢期という言葉そのものへの違和感はありますが、女性の生殖能力が加齢により低下するのは事実です。これは医学的に証明されており、35歳未満を安全生殖年齢限界と定める場合もあります。

卵子は加齢し、不妊率も年齢が上がると増えます。生殖補助医療は現在、とても発達していますが、年を取るとともに妊娠はしにくくなる、つまり、妊娠に適した時期があるのは本当です。あとは選択の問題だと思います。

 

いかがでしたか、妊娠・出産にまつわるウソ・ホント、いくつわかりましたか? ほとんど知らない人から、すべて知っていた人まで、さまざまかと思います。

知らなければ選べないことはたしかにあります。医療関係者たる筆者の立場からは、正しい知識をもとに、自分の人生設計と女性特有のリスクを比較し、後悔のない決定をしてほしいと思います。

この機会に、ぜひ、残りの人生を幸せにすごすために、どんな生きかたをしたいのか、考えてみてくださいね。

 

【妊娠シリーズ】

※ 誤解したままは超危険!妊娠に関するありえない迷信10個【前編】

※ 誤解したままは超危険!妊娠に関するありえない迷信10個【後編】

※ 梨花の妊娠はここのおかげ?ハワイの子宝スポットが大人気

※ 6倍も高い!? 意外と知らない「高齢男性との妊娠」リスク

 

【参考】

※ 「女性手帳」の導入検討=政府 – 時事ドットコム

※ 久保春海(2012)『不妊症治療から予防までの流れ』 母子保健情報・第66号

 

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